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2004年10月

文化祭2004/10/3(日)
養護学校の文化祭を観に行ってきました。 
今日は由紀子も一緒です。 
 
午前中は小学部と中学部の劇の発表がありました。 
その中でも、近所に住むKちゃんが「ごんきつね」のゴンの役をやるのを、由紀子はとても楽しみにしています。 
 
まずは、ブレーメンの音楽隊・・・中学2年生の出し物でした。 
なぜか、ブタが登場したのには驚きましたが、そのブタさんがまたいい役割をしていて、楽しかったです。 
動けない子どものフォローを子どもたちがそれぞれに助け合いながらやっている姿がとても素敵でした。 
 
次は、小学部全員での赤ずきんちゃん。 
ここにも、なぜか青ずきんのお兄ちゃんが登場。(笑) 
養護学校ならではの作品に仕上がっていました。そして、由紀子はこの赤ずきんちゃんの劇が一番気に入ったようでした。 
ずっと、楽しそうにそして、ドキドキしながら観ていたようでした。 
 
そして、次は中学1年生の「にじいろの魚」 
由紀子は女の子たちが素敵なドレスを着ていたのが気になって、「きれいね!」「すてきね!」を連発してました。 
かなり、うらやましかったみたいです。(笑) 
劇の衣装はすべてお母さんたちの手作りだそうです。 
晴れの舞台でわが子を輝かせたいという親心が痛いほど伝わる衣装の数々でした。 
 
いよいよ、お待ちかねの「ごんぎつね」 
中学校3年生の出し物ですが、さすがにすばらしい作品になっていました。 
そして、Kちゃん大熱演です。よくがんばりました。 
たどたどしいセリフではありましたが、最後には胸が熱くなるようなシーンを演じきっていました。 

がんばったみんなに大拍手です。 ブラボ〜〜!v(*゜ー゜*)vブィブィ♪ 
午後からの展示とバザーを少し見て、帰ろうとした時です。 
靴がありません。 
ヽ(;TдT;)ノ どうしよう
実は来る時にはまーまーが一緒だったので靴を置きに行ってもらったのですが、まーまーは途中で帰ってしまっていたのです。 
何処に置いたのか聞いてないよ〜〜〜! 
母はオロオロ〜〜〜! 
 
そんな時です。 
後から「ゆきちゃんですよね!」と、声を掛けられました。 
(・o・*)えっ? 
振り返ると若い女の人が・・・ 
「ずっとHPを見せてもらっています。」 
びっくりしました。当たり前のことかもしれませんが、私や由紀子が知らない人がずっとHPを見てくれていたんですね。 
ちょっとだけ言葉を交わしてお別れしましたが、とてもうれしかったです。。・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・ うれしい 
 
最近ちょっと疲れ気味の母でしたが、とても勇気付けられました。 
もっと、気合を入れてHPをやらなければ!! 
 
あ!! 
靴ですがありました。 
まーまーがご丁寧に白いビニール袋の中に入れて靴置き場に並べてくれていました。 
しかし、外から見えないような状態で置いたのならば
一言いって欲しいよね!! o( ̄ー ̄)○☆パンチ! 
 
※声を掛けてくださった方へ 
今日は声を掛けてくださってありがとうございました。 
靴がなくて動揺していたので、ちゃんとお話ができなかった気がします。 
でも、私とてもうれしかったです。 
本当にありがとう!! 
これからもよろしくお願いします。 
猿2004/10/4(月)
我が家の近所に猿が出没するらしいです。 
今日学校からお知らせがありました。 
(〃・o・〃)アングリ・・・・・ 
長崎の街の中に住んでいるつもりだったけど、此処ってそんな所だったの?(笑) 
確かに、小高い山はあるけどそんな住人がいたとは知らなかった!! 
しかも、被害にあったのは毎日買い物に行くお店だそうで・・・本当にびっくりです。 
 
学校からは猿と逢った時には、びっくりして急に走り出したり、大きな声を出さないように!と、注意がありました。 
ちょっと、怖いです。 
 
その話を由紀子にしてやりました。 
最初はピンと来なかったらしく 
( ̄- ̄?) ̄- ̄?) ̄- ̄?)何?って顔をしていたので、 
「ターザンに出てくるみたいなお猿さんが来るんだって!!」 
と、話したら納得したようでした。 
 
※ターザンは最近由紀子がはまって見ているディズニーのアニメ映画です。 
 
ちょっと待て!ターザンに出てくるのはゴリラだろう!!(゜゜;)\(--;)ォィォィ 
まぁ・・ちょっと違うけど同じ種類だし!?(違うか・・・笑) 
 
そしたら、由紀子が急に「うー・あー・えー・おー・うー」と、口を尖らせて言い出しました。これはターザンがゴリラ語をジェーンに教えているシーンの真似です。 
 
ヾ(*゜▽゜*)ノ あはは 
どうも、ゆきちゃんは猿と出遭ったら猿語で話をするつもりのようです。(笑) 
ちなみに、この言葉の意味は「ジェーン、ターザンと居る」です。 
 
どうぞ、由紀子が猿と出会いませんように!!
体験入学2004/10/8(金)


12月に受験をする予定にしている養護学校の体験入学でした。 
中学部の体験希望者が11人もいました。 
このメンバーが全員受験しても合格者できるのはたった3人です。(~□~;)!!がーん 
これは大変だ!!・・・・でも、この気持ちはたぶん参加した親は全員同じでしょうね。 
 
体験入学は音楽と造形の2つの授業があって、指定された授業を在校生と一緒に受けます。 
由紀子は音楽でした。 
パンフレットに授業の簡単な内容が書いてあったのですが、「うたえバンバン」という曲名を見た途端に由紀子が「うたえバンバン、嫌いなんだ!」と言いました。 
困ったぞ・・・授業中にパニックになったらどうしよう!( ̄_ ̄ i)汗たら〜 
「耳を押させてもいいから、泣かないよ!」と、言うと意外にも簡単に「うん!」と答えてくれましたが、不安がいっぱいです。 
 
いよいよ授業の始まりです。 
最初はみんなが好きな歌を歌うことになったのですが、まずは「世界に一つだけの花」これは何とかクリア!ε= (*^o^*) ほっ 
でも、他の子どもたちが 
「ドラえもんの歌!」といえば「ドラえもんは嫌いなの!」 
「ドレミの歌」といえば「ドレミの歌嫌いなの!」 
    (;^_^A アセアセ 
結局、「世界に一つだけの花」を2回歌うことになりました。 
皆さんごめんなさいね! 
 
そしてついに「うたえバンバン」が始まりました。 
由紀子はずっと耳を押さえて下を向いていました。 
何度か先生方が声を掛けてくださいましたが、ずっとその状態です。 
我慢をしているんだなぁ・・と、思うとなんだか胸が熱くなってきました。 
その姿が他の人にはどのように映ったかは解りませんが、私は由紀子に100点をやりたいと思いました。 
その後、曲が変わると笑顔で授業に参加することができたので一安心です。 
 
なんだか、由紀子以上に母が緊張して疲れた一日でした。 
でも、冷静になって考えてみたら、今日は由紀子がこの学校をどう思うかを見る為の体験入学だったはずなのに・・・私は少し違った角度で見てしまったような気がします。 
大反省です。ヾ(_ _*)ハンセイ・・・ 
 


動作法2004/10/9(土)
   

今日は動作法に参加してきました。 
背中をピンと伸ばして〜〜! 
いつもこんなにいい姿勢でいてくれるといいんですけどね。o(*^-^*)oニコ 
 
この訓練は養護学校の訓練室であるのですが、その学校の廊下がとても声が響きます。 
その響きが心地よかったのか訓練前の待ち時間に由紀子が歌を口ずさみはじめました。 
すると、一緒に来ていた友人が 
「ゆきちゃんの歌が聞きたいなぁ〜!涙そうそうがいいなぁ〜!」と、禁句のセリフを言ってしまいました。 
歌う事を勧められたら断らないゆきちゃんです。 
「涙そうそう」を気持ちよさそうに歌い始めました。 
訓練室の中では先生方がミーティングをしているのに、廊下はすっかり由紀子の舞台になってしまいました。 
歌い始めたら最後まで歌わないと気が済まないゆきちゃんです。 
とうとう2番まで声を響かせて歌いきりました。 
今日もやってしまった、ミニコンサート!(笑) 

スパイ大作戦2004/10/11(月)
由紀子の学校では毎年11月に○○フェスタという文化祭があります。 
高学年はクラスごとに合奏をします。 
今年の曲は「スパイ大作戦」です。 
由紀子は今年も鍵盤ハーモニカでみんなと一緒に参加をするのですが、いつの間にか練習が始まっていたことに私は気がつきませんでした。 
いや、たしか数週間前に楽譜を見せていただいたような気がするのですが、今年は小体会(小学生体育大会?)の練習が毎日あっているので、そちらに気をとられてしまっていたのです。 
 
金曜日にそのことに気がついて、慌てて音楽の先生に由紀子の様子を聞いて見たら・・・なんと!全く弾くことができず、練習にも参加しようとしないというではありませんか・・・( ̄[] ̄;)おお〜っ!! 
音楽の先生も何とか由紀子の気持ちを向かせようとがんばって下さっていたようですが、なかなかうまくいかないということでした。 
 
さっそく先生に全体の演奏のテープを作っていただいて家でも練習をさせることにしました。 
そして、昨日から暇があればテープを流し、私はひたすらキーボードで由紀子のパートを弾き続けています。 
なのに・・・昨日は全くの無視でした。(" ̄д ̄)ムシ 
本当はすごく気になっているくせに、何かにこだわってわざと無視をしているようです。その証拠に「やめて!」とは絶対に言わないのです。 
 
でも、今日ついに我慢できなくなった由紀子が私ににじり寄ってきて「ゆきちゃんが弾くの!」といいました。\(@^0^@)/やったぁ♪ 
 
それから大特訓です。 
まずは私が由紀子の手を持って、一つ一つの音符を確認させて音楽に合わせて動かしていきます。 
いつもなら途中で飽きてしまうのに、今日はとても積極的でした。 
一人で弾けるようになっても、一音でも間違えると「もう一回」と言ってテープを巻き戻させて最初から弾きなおします。 
一本指のピアニストは努力の人です。(笑) 
そして一時間後、ついに前奏の部分をマスターすることができました。 
 
その練習の途中で思ったのですが、由紀子はこの数週間、鍵盤ハーモニカが弾けないことにとても淋しい思いをしていたのではないでしょうか?! 
唯一お友達と同じようにできることはこの鍵盤ハーモニカだけでしたから・・・。 
だから、自分にも弾けると確信したときにあんなに一生懸命練習をしたのだと思います。 
可哀相なことをしてしまいました。もっとはやくそのことに気がついてやるべきでした。 
 
明日はさっそく音楽があります。 
由紀子はまた笑顔で授業に参加することができるでしょうか?
 



スパイ大作戦 パート2 2004/10/12(火)
昨日一生懸命練習したスパイ大作戦。 
前奏の部分だけですが、一人で弾けるようになった由紀子は音楽をがんばると約束をして登校していきました。 
連絡帳にも練習の様子を書いて、うまく弾けたときには誉めてやってほしいとお願いをしました。 
 
お迎えに行ってM田先生に様子を伺いました。 
先生は音楽の授業には参加されていませんでしたが、音楽の先生に様子を聞いてくださっていました。 
 
パート練習の時には鍵盤ハーモニカを弾くことを嫌がったようですが、全体練習になったら弾くと、先生と約束をしたそうです。 
そして、約束通り全体練習になったら自分で楽器を用意して前奏の部分だけですがちゃんと弾くことができたそうです。 
ε= (*^o^*) ほっ 
これで、少し自信が回復してくれればいいのですが・・・・。 
 
でも、まだ曲の5分の1ぐらいしか弾けていませんから、家での練習はまだまだ続きます。 
ゆきちゃん、がんばろうね!!
 




一人で歌いたい!2004/10/14(木)
昨日の連絡帳に朝の歌が「ビリーブ」という曲になって毎朝みんなで歌っているけれど、今まで機嫌よく歌っていた由紀子が今朝は2番になったところで頭を叩き始めたと、書いてありました。 
理由はよく解らないと言うことでした。 
 
そこで、由紀子に聞いてみることにしました。 
「ビリーブの歌好き?」・・・(*^▽^*)ノ あ〜い♪♪ 
「昨日泣いたの?」
「一人で歌うんだよ!だめだよ!」"p(-ω-〃) イジイジ 
 
なるほど・・・解ったような気がします。 
きっと、由紀子はみんなと歌っているうちに一人で歌いたくなったのでしょうね! 
でも、それはダメなんだと解っていて、自分の気持ちを整理できなくて頭を叩いたのでしょう。 
 
自閉症の人は沸きあがってくる感情の処理がとても下手です。 
由紀子も一人で歌いたいという欲求を何処にぶつけていいのか解らなかったのかもしれません。 
 
そこで、約束をしました。 
「学校ではみんなと一緒に歌います。 でも、お母さんやお父さんにはゆきちゃんが一人で歌って聞かせてください。」 
由紀子は笑顔で(。^O^。)ノ ハーイと、答えてくれました。 
 
そして、朝の登校のときです。 
家を出た途端に由紀子は大きな声で歌を歌い始めました。 
たぶん「ビリーブ」です。 
私と手をつないで歩きながら2番の終わりまで歌いました。 
そして、満足したように一人で歩いて学校へ入って行きました。 
 
私ははじめてこの曲を聴きましたが、とてもきれいな曲でした。 
由紀子のレパートリーにまた新しい曲が増えました。 

音楽レッスン2004/10/21(木)
音楽のレッスンで現川へ行きました。 
今日はK村先生がお仕事の帰りに現川へ寄ってくれることになっています。 
朝からとても楽しみにしているゆきちゃんです。 
学校に行く途中、何度も「K村先生よ!」と言います。 
K村先生と「君を乗せて」を歌うのだそうです。o(*^-^*)oニコ      
現川に着くとそこはもうすっかり秋です。 

 

K村先生が来られるまでは、いつものようにH崎先生とレッスンです。 
母は由紀子の歌声を聞きながら、現川の秋の写真を撮りに行きました。 
戻ってみると、先生と由紀子がなにやら楽しそうなことをやってました。 



内緒の話をしているわけではありません。 
これも楽器です。 
ボォ〜〜〜!!って太い大きな音がします。 
由紀子はそれを自分の頭の骨に響かせて聞いているのです。 
H崎先生が言われるのには、由紀子はいろんな音を自分の身体に響かせて聞いているそうです。 
ピアノでも自分の腕で鍵盤を叩いて、そのまま鍵盤の上に顔を伏せて音を聞いている時があります。 
この楽器(名前を忘れてしまった。)の音も気に入ったらしく、何度も先生に吹いてくれとせがんでいました。 
この後、学校で歌っている「ビリーブ」と言う曲も歌って聞かせてくれました。 
先生と2人で感激です。(ノ_・、) うるうる(笑) 
前回は修学旅行の後で、少し不安定で泣き出してしまいましたが、今日はとても安定してレッスンを受けることができました。 
 
そこへK村先生登場です。(笑) 
ギターケースを抱えて来て下さいました。 
由紀子が喜んだのは言うまでもありません。 
その後は先生のギターの伴奏で歌を歌い、H崎先生がジャンベ(名前間違っていたらごめんなさい)という太鼓を叩いて、私はその辺の楽器でリズムを取って・・・・久しぶりに楽しい時間でした。 
音楽は1人で楽しむものではなく、たくさんの人と楽しむこともできるを、この先生方はこうして教えてくださっています。 
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 


ホットケーキ 2004/10/23(土)
先月からはじめた余暇活動の新しい試み(まだこの活動には名前がついていなかったなぁ〜。)に参加してきました。 
 
先月はクッキー作りをしましたが、今回はホットケーキに挑戦をしました。 
しかも、今回から親の付き添いなしです。(もちろん送迎はしますけどね!) 
会場に連れて行くと、壁にホットケーキの作り方の手順が写真付きで貼ってありました。 
前回のクッキー作りの時に、自閉症の子どもは次に何をするか解らないと不安になるし、動けないので解りやすい手順表が欲しいとお願いをしていたのです。 そしたら、こんなに丁寧な物を作ってくださったのでした。 
 
先生が事前に写真を撮りながらホットケーキを作ってみたのでしょう。 
その写真の中のホットケーキはちょっと焦げていました。(笑) 
そして、その横に書いてある作り方の所に 
注)こがさないように!と、書いてありました。(爆笑) 
男の先生ですからきっと初めてホットケーキを作ったのかもしれません。 
 
そして、その写真の中のホットケーキの一枚はミッキーの形をしていました。 
由紀子が喜びそうです。 
こんな心遣いが子どもの心をひきつけるんですよね。o(*^-^*)oニコ 
 
その説明書を見て由紀子達がどんな反応をして、どんな活動をしたかはまだ聞いていませんが、リーダーの先生が真剣に取り組んでいることを強く感じることが出来ました。 
 
お迎えに行くと久しぶりにビーズの作品を作っていました。 
時間も過ぎたので帰ろうと誘ったのですが、2つ目の作品が出来上がるまで帰ろうとしない由紀子。 とうとう居残りをさせていただきました。 
 
ホットケーキは残ったらお土産になるはずだったのですが、全然残らなかったそうで・・・。(母はちょっと空腹だったので期待していたのになぁ〜(笑)) 
母と離れて、先生達とどんな時間を過ごしたのでしょうか? 
詳しく聞いても答えてくれないのは解っています。 
ただ、帰り道、由紀子に楽しかった?と、聞くと 
大きく「うん!」と答えてくれました。 
よかった!!(^-^ ) ニコッ


オペラ2004/10/25(月)


由紀子たちの学校でオペラの公演が行なわれることになりました。 
その舞台に学校の中から1クラスだけが舞台に一緒に上がって歌うことができます。 その幸せなクラスは由紀子の交流学級の隣のクラスでした。 残念! 
 
でも先日、そのクラスの担任でもある学年主任の先生が私に「ゆきちゃんもその舞台に出してあげたい」と言われました。
キラーン(☆。☆) 
これを聞き逃す母ではありません。「本当にいいんですか?」(笑) 
そして、話はうまく進んで由紀子もその舞台に立たせて頂けることになりました。 
 
今日からその練習が始まりました。 
私が無理をお願いしたので、練習の付き添いは母がします。 
今日の練習は3.4校時です。 
まずは隣のクラスにお邪魔して、みんなと一緒に教室の移動をします。 
普段一緒に勉強をしたことのない子どもたちですが、 
私たち親子の「よろしくおねがいします。」の声かけに笑顔で「は〜い!」と答えてくれました。(よかった!!) 
 
出し物はヘンデルとグレーテルです。 
初めて聴く歌ばかりですが、由紀子は歌詞カードを片手に一生懸命みんなについて行こうとしています。 
しばらく練習をしたところへプロのオペラ歌手の方が入ってきました。 
 
由紀子にその方がどういう人なのか解るはずもなく、最初は普通にしていたのですが、一声歌を歌った途端、目がキラーン(☆。☆) 
由紀子はソプラノの歌声が大好きです。 
アリアのCDをかけると黙って聞き入っています。 
それが今、目の前で歌ってもらえたのです。感激しないわけがありません。 
 
さすがにプロはすごいです。 
音楽室中に声が響き、身体にその振動が伝わってきそうです。 
現川でH先先生が言っていた、身体に響く音そのものでした。 
これからの練習が本当に楽しみです。 
 
練習用のテープをいただいて帰ってきましたが、由紀子はそのテープを繰り返し聞いて暗譜中です。o(*^-^*)oニコ 

オペラ パート2 2004/10/27(水)

オペラの練習2回目です。 
家で何度もテープを聴いたので、歌はほとんど覚えています。 
とても楽しそうに音楽室に行ったのですが、初めは歌手の方はいなくて、テープでの練習でした。 
その時に由紀子が小さなパニックを起こしそうになりました。 
原因はテープです。 
由紀子がいただいたテープには歌声も入っていたのですが、練習用のテープはピアノのみです。 
「とめて!とめて!」と言いながらデッキのスイッチを切りに行こうとします。 
寸前で私が捕まえて、教室の隅へ引っ張ってきました。 
 
そこで少し落着かせて、「お歌の先生は後で来るから、そしたらまた歌ってくれるから!」と、言い聞かせるとなんとなく納得して練習の列の中に戻っていきました。 
そして、通しで一回歌った後に、先日の歌手の方が入ってきました。 
 
そのときの由紀子のうれしそうな顔! 
弾けるような満面の笑みでした。 余程その方の歌が好きなのでしょうね!! 
ε= (*^o^*) ほっ 
ゆきちゃん、よかったね!! 
 
今日の練習は歌に合わせて振りの練習もありました。 
黙って目をつぶって歌うシーンや、喜んでワ〜イ!と、飛び上がるシーンなど、感情表現が必要なシーンがあってちょっと難しかったのですが、由紀子なりに一生懸命みんなについていこうとがんばっていました。 
 
それにしても、プロの方のレッスンはすごいです。 
クラスの子どもたちの歌声がどんどん高くきれいに響くようになっていきます。 
由紀子もきっと影響を受けていると思います。 
この練習に参加させていただいて本当によかった。 
次回はいよいよ舞台練習です。 母のほうがドキドキです。
小学生体育大会2004/10/29(金)

小大会と呼ばれるこの行事は、市内の全小学校が参加していろいろな競技をします。 
ずっと前にお知らせしたとおり、由紀子は玉入れに参加をしました。 
 
この1ヶ月、ほとんど毎日放課後に練習がありました。 
玉入れのかごは地上から3メートル50センチのところにあります。 
初めのころ、由紀子の玉は全く届きませんでした。 
でも、練習すればできるようになるんですねぇ〜、最近は何個か入るようになりました。 
ただ、由紀子は人と競うことを知らないから、みんなが必死になればなるほどその騒がしさに圧倒されて玉を拾うことをやめてしまいます。 
練習の終わり頃に1人で入れさせてもらえば、続けて4個ぐらいは入るらしいのですが・・・・これでは戦力にはなりませんよね!(笑) 
 
さて、今日はその本番です。 
会場がかきどまりという所にあるのですが、長崎に不慣れな母は初めて行きます。数少ない知り合いはみんな別の会場に行くので一緒にいく人もいない。さびし〜〜〜い!! 
 
バス会社に電話して、バスの路線を聞いてバスを乗り継いでいきました。 
その会場の遠いこと、遠いこと!ビックリです。 
家から1時間ほどかかりました。 
 
やっとたどり着いて、陸上競技場で由紀子の学校の応援席を探して・・・探して・・・やっと見つけたのですが、あれぇ?いない?! 
玉入れは?・・・・・・・??? 
ヾ(*゜▽゜*)ノ あはは…玉入れは多目的広場であるようです。 
慌てて走っていったんだけど、これがまたどこか解らない! 
キャー方向音痴にはここは広すぎるよ〜〜! 
 
やっとの思いで会場にたどり着いたのが、競技開始の直前でした。 
あー間に合った!ε= (*^o^*) ほっ 
最初に手に2個ずつ持って、一斉に投げてから競技が始まるのですが、由紀子はその2個を投げると後はみんなの姿に見とれています! 
立ち尽くしているのが、由紀子です。(笑) 


 
やっぱり戦力にはなりませんでしたねぇ〜(笑) 
でも、途中で一回だけ玉を拾って投げました。 
まぁ、今回はこれで良しとしましょう!!(笑) 
 
実質の戦力がよそより1人少ないせいもあって、残念ながらN小は負けてしまいました。 
みんなごめんね!! 
そして、ありがとうね!!