1997年6月
1日(日)
N井先生にアドバイスしていただいた、
おかたづけの習慣をつけようと絵本の後かたづけを由紀子とする。
本棚に直すのは私だけど、
床に散らかっている本をとるのは由紀子の仕事という事にし た。
遊びの感覚でやったら最後まで片付けることができた。
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2日(月)
今日は鼻血も出ず平和な1日だった。
絵本を自分で本棚に直している由紀子を見つけて
抱き締めてほめてやる。
得意そうな顔をしてニッコリしていた。
やればできる。
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3日(火)
久し振りに保育園からパンツを持って帰る。
ウンチを漏らしたら しい。
「お友達に「ゆきちゃんなんか臭いよ」と言われて気が付きました。」
と、先生に言われて少し焦ってしまう。
今はいいけれど、これからいじめの原因になるのではと心配。
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4日(水)
帰宅してウンチを漏らす。
お腹が痛いときはトイレでできるのに
お腹の調子のいいときはパンツの中にしかできない。
「おしりキレイキレイ」と出たのを教えてくれるときもあるが、
時にはそのままで平気にしている時もある。
分かっていると思うのだけど
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5日(木)
保育園の帰りにバスに乗り遅れてしまって
歩いて帰ろうとしたら嫌がって
バス停の方に私を引っ張って行こうとする。
歩きたくないのだろう・・・・・
今まで私が連れて行くところにはだまってついてきていたのに、
自分の意志を伝えてきた事に感激する。
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6日(金)
お迎えにいくと担任の先生が
「今日はO上先生が由紀子ちゃんと お昼寝をしてくれたんですが、
とても安心したように寄り添って寝ていました。
O上先生にはまだかないません」
とおっしゃった
由紀子にとって去年の担任のO上先生は
肉親以外で初めて頼る事のできた人だから
いつまでも特別な人なのだと思う。
でも、S野先生も一生懸命やってくださっているから
きっと由紀子の大切な人になると思う。
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7日(土)
自動車学校の都合でお迎えが遅くなる。
走って迎えに行くと教室の奥から走ってきて
自分でカバンと帽子を持って
「せんせい、みなさん、さようなら」といってくる。
一人で上手にできたねと先生にほめてもらった。
待っていたんだろう・・・ゴメンネ!
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8日(日)
朝からひどい雨。
どこにも出かけられず退屈な1日だった。
しかも蒸し暑くて由紀子は髪を結んでいるゴムをむしりとってしまうので、
チョマゲにしている髪を切ってやることにする。
鏡を見せながら切ると意外にニコニコしておとなしくしていた。
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9日(月)
保育園に連れて行くと髪型が違うのでみんなに声をかけられる。
何度も「かわいいね」と言われているうちに
自分でも「かわいいね」といっている。
しかし、ねーねーの小さい時にそっくりだ。
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10日(火)
今日はお弁当の日。
「午前中は晴れていたからマリアの園(老人ホーム)の庭の「るるど」で食べたねえ」、
と先生が由紀子に話しかけると、
手を胸の前に合わせてお祈りのまねをした。
会話にはならないが話していることが理解できていると思った。
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11日(水)
今日はまーまーの誕生日。
大好きなケーキが食べられて由紀子はご機嫌。
でも、お父さんが今日から出張でいないのが寂しい。
療育センタ−の先生からお手紙が届く。
読んでいるうちに涙がでてきた。
思いを受けとめてもらえるのが1番うれしい
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12日(木)
お母さん、自動車学校卒業!
2か月間学校に通って私はたのしかったけれど
由紀子にとっては寂しいことも多かったかも・・
でも、お父さんと2人で車にも乗れるようになったし、
保育園のお迎えが少し遅くなっても泣かなくなりました。
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13日(金)
お父さんがかえってきました。
お父さんが「ただいま」といっても
絵本を見なが「ただいま」と繰り返して
あまり喜ばなかったのでお父さんはがっかり。
でも、1時間後「ダッコして」とベッタリくっついて離れなくなってしまった。
ちゃんとわかっていた
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14日(土)
父の日のプレゼントを持って帰る。
母の日の私の絵は点々だった けれど
お父さんの絵はグルグルととても元気な絵だった。
よく見ると「耳」があって「口」らしいものがある。
気のせいだと、言われるかもしれないけどそう思うことにする。
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15日(日)
今まで遊んでいた由紀子が
突然目に涙を一杯貯めて泣きだすことが時々見られるようになった。
何が原因か分からないがとても悲しそうな顔をする。
じっと抱き締めてやると落ち着くようだ。
何が悲しいのだろう?
話してくれたらいいのに・・・・
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16日(月)
保育園のおたより帳がなくなってしまった。
どこかに落してしまったらしい。
せっかく書き綴った記録がなくなってとても残念
新しいおたより帳がないという事で、
先生がコピ−を使って手作りしてくださった。
私もお詫びにカバーを縫った。
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17日(火)
先生が作ってくれたおたより帳をめくっていた由紀子、
絵がないのが不満そうだったので
昨年の園だよりのイラストを切り抜いて貼ってやった。
帰宅して見ると先生がきれいに色を塗ってくださってとても可愛いくなっていた。
由紀子も満足そうに「七夕様」「プール」・・・と一枚ずつ解説しながらめくっていた
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18日(水)
先生のお便りに
「最近自分の思いが伝わらないと
「おかあさん!おかあさん!」と言って泣きます。
お母さんとのきずなの強さを感じます。」
とあった。
家でも、トイレに行くときも絵本を読む時も
なにかにつけて「お母さん!」です。
由紀子の中に私の存在が大きくなったようなきがする。
良かったと思っていいですよね?
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19日(木)
朝バス停に行く途中、空を見上げて
「青い空、白い雲、まいごの 雲」とつぶやく。
本当に青いきれいな空だった。
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20日(金)
療育センタ−の訓練後、浜屋のおもちゃ売場へつれていった。
おままごとセットの売場で女の子と二人で座っておままごとらしきことを始めた。
もちろん相手の女の子がリードして由紀子は黙って食べる役だったが。
でもこんな事ができるようになった。
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21日(土)
朝から鼻血が出る。
拭かれるのが嫌いでいつも泣くのだが、
今日は、「いやだあー!いやだあー!」と言って泣いた。
昨日まで「おしまい!」という言葉しか拒否する言葉を持たなかったのに・・・
家族みんなで喜ぶ。
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22日(日)
大村へお父さんと3人でお出かけです。
運転免許の学科試験を受けにいくのだが、
お父さんが由紀子を夜にみている自信がないというので
3人でいくことにする。
夜中に必ず1度は目を覚ますし時々は泣きだすし、
鼻血を出す事もある。
仕方がないかな!
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23日(月)
私の運転免許の学科試験合格!
由紀子とお父さんはずっと2人で私の試験が終わるまで散歩をしたり、
公園で遊んだりして過ごした。
とてもよい時間だったとお父さんが言ってくれて2度うれしかった。
いつも誰かが一緒にいて2人きりってなかったものね。
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24日(火)
七夕の短冊をもって帰って来る。
どんなお願いごとを書こうか迷やったが、
何かが出来るようにと書くのはやめようと思う。
「いつもニコニコしていられますように。」と書くことにした。
でも、お願いしてかなうならば、
由紀子と会話をさせてください
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25日(水)
便秘が続いていてポロポロのウンチがでる。
先生にようすを見てくれるようにお願いしていたら
「3つぶ、出ました。」とに返事があった。
そろそろお腹が痛くなるのではと、心配だ。
バナナ、ヨーグルト、牛乳、いろいろ食べさせるがダメ!
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26日(木)
最近耳に手を当てていることがよくある。
昨日から読んでいる本「はぐくむ」に出て来る自閉症の子どもが
やはり耳に手を当てるしぐさをすると書いてあった。
いやな音があるという。
由紀子は耳に手を当てることによって
音が変わるのを楽しんでいるようにも見えるし、
やはり嫌いな音を避けてい時もあるようだ
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27日(金)
先生に昨日のことをお手紙したら、
やはり気になっていたと返事いただいた。
保育園ではお祈りの時と食事を促しているときによく見られるとの事、
お祈りの時はニコニコして楽しそうに、
食事の時は「また始まったぞ!」というように見えると書いてあった
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28日(土)
やっと便秘が直ってきたようだ。
それにしても、保育園ではちゃんとトイレでできるのに
家ではパンツの中にしかしないのはなぜでしょう?
洋式トイレは、しにくいのかな?
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29日(日)
今日は子ども劇場の例会日。
前回のサーカスを最後まで見られたのでもしかしたら今回も・・・と思ったのが甘かった。
20分で外へでなければならなくなった。
でも、「もう帰ろうか?]と聞いたら
「かえろう!」と答えてくれたのはうれしかった
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30日(月)
ブドウを買ってきて由紀子に食べさせる。
去年、何度教えても皮ごと食べるのを悩んでいたら、
アメリカから来たソフイーさんに
「アメリカでは皮ごと食べるよ」
といわれたのを思い出していたら・・・
横で由紀子が皮を出して食べていた。
親が開き直るとできるようになるものですね。