1996年10月
1日(火)
お迎えに行くとお見送りに4人の男の子が出てきて
「ゆきちゃん、さようなら」と握手をしてくれた。
「最近男の子にモテモテですよ」と先生。
由紀子は何もわからず、「バイバイ!」冷たい女です。
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2日(水)
保育園のお散歩で公園へ行って
滑り台や舟形のシーソーに乗ったりしているとO上先生に聞いた。
由紀子の口から保育園の様子が少しでも聞けたらいいのになと思ってしまう。
いつかは聞くことができるだろうか
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3日(木)
保育園のバザーの講習会をしに保育園に行った。
終了後O上先生と30分ほど話ができた。
園では身の回りのことがだいぶ1人でできるようになっていると聞いて
家でもしっかりさせなくてはと思った。
由紀子は本当に保育園でがんばっているのだ。
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4日(金)
風疹の予防接種だった。
少し泣いたけれど「おしまい!!」というと
「おしまい?」と確認して泣き止んだ。
夜になって発熱。
でも、鼻水が出ているので風邪だと思う。
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5日(土)
福江祭りのねぶたに出るはずだったのに、
熱が出たので取り止めにする。
鼻血出たり、体調の悪い1日だった。
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6日(日)
くしゃみは出ているが、
鼻血も止まって熱もなくやっと一息つける。
明日は遠足ですがんばろう。
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7日(月)
遠足なのに雨。
保育園でお祭りごっこをして遊んだらしい。
「らっせら、らっせら」とはねとの真似をしたらしく
夜にテレビで福江祭りの映像が出ると
一緒に「らっせら、らっせら」と大騒ぎ。
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8日(火)
私が体調を壊して夜に相手をしてやれなかったら,
おしっこを漏らしたり、泣いたり家族が大変だった。
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9日(水)
今日は保育園でお店やさんごっこをしたのだそうで、
由紀子は紙で作ったりんご飴が気に入って
ぺろぺろと、舐める真似をして遊んでいたらしい。
ごっこ遊びができるようになっていることに驚く。
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10日(木)
体育の日でみんなお休みだったので、
おばあちゃんの家に遊びに行った。
お昼ご飯を食べる時に「何でも食べるようになったね」と、
誉めてもらって帰宅する。
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11日(金)
今日からO上先生が出張で留守。
以前のように由紀子の動揺はないけれど、
保育園の様子を聞かせてもらえないのが少しさみしい。
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12日(土)
迎えに行くと、男の子に制服のボタンを留めてもらっていた。
K原先生が言うには
「あの子は自分の事もまだうまくできないのに由紀ちゃんの世話をするんですよ。」
みんなの妹のようにかわいがってもらって由紀子は幸せです。
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16日(水)
療育センター。
今日の訓練はボールプールに入ったきり、
ブランコなどの揺れるものは全て拒否だった。
朝からバスの中で鼻血が出たり、体調がいまいちだったせいかもしれない。
帰宅後療育センターでもらった保護者講座のテープを聞く。
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17日(木)
保健所寿斎野の療育研修会に参加したので、
いつもより1時間近くお迎えが遅くなった。
いつものお迎えの時間を知っているらしく
4時ごろになっても私が来ないと言って泣いていたらしい。
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18日(金)
療育研修会でLDのことを聞いて、
由紀子もそうなるのだろうか、と思って落ち込む。
でも、そうなった時のためにLDのことも勉強しておかなくてはと思う。
またがんばらなくては。
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19日(土)
保育園にお迎えに行くと給食を食べきれずに、
残って食べているところだった。
逃げてくるのではないかと思ったが、
最後まで席について先生と食べていた。
25分待って一緒にきたくする。
こうやって鍛えられているのかと思った。
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20日(日)
何となく1日家で過ごしてしまった。
遊びに連れて行くでもなく……。
最近私の時間ができた分、他のことで疲れ気味。
反省!
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21日(月)
保育園で粘土遊びをしたらしい。
最初は自分で触ることができなかったらしいが、
先生が一緒に手で握らせると笑顔になって触っていたらしい。
今日の作品は「へび」
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22日(火)
食事の支度が終わって上の娘たちに
「ごはんよ!」と叫んだら
そばにいた由紀子が「ごはんよ!」と真似をした。
「お姉ちゃんたちに『ごはんよ』って言ってきて」と頼んでみたら、
部屋へ行って「ごはんよ!」、
戻ってきてお父さんの顔を覗き込んで「ごはんよ!」。
信じられない光景に家族みんな大喜びしました。
時々キラッと光る、そんな気がします。
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23日(水)
最近保育園で先生が口にするせりふを暗記して
1人でぶつぶつ言っている。
「朝の挨拶をいたしましょう……先生方おはようございます。
おともだちどうぞ……」
昨日とは一転して自分の世界に浸ってしまっている。
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24日(木)
保育園にお迎えに行くと、よく男の子が走ってきて
「由紀ちゃんバイバイ」と言ってくれるのだが
今日は2人もやってきて挨拶をしてくれた。
先生が夕には2人とも由紀子が好きなのだそうで、
もうモテモテの由紀子です。
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25日(金)
回りの子どもたちが由紀子のお世話をしてくれる姿をよく見かける。
妹のようにみんなよく可愛がってくれるのだが
由紀子の自立のためにそれでいいのかと少し心配になる。
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26日(土)
若竹の会のコンサートの練習に午後から参加する。
お昼寝の時間に重なるので毎回苦労して行くのだが、
なかなか打ち解けられずなんとなく過ごしてきたくする。
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27日(日)
鼻水がひどくて寝苦しいのか一晩中ぐずぐず言っていた。
朝は元気だけどくしゃみが出ているので一日中家の中。
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28日(月)
熱が出て保育園をお休みした。
37.2℃なので元気だけど明日は芋掘りなので
無理をさせずに2人でごろごろして過ごした。
絵本を10冊以上読まされた。
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29日(火)
芋掘りに園児だけで行ったきた。
本当は私もついて行きたいと真剣に思った。
(みんなに過保護だと言われそうだけど)
O上先生のお便り
「芋畑には座ったものの何をするのか分からない様子のゆきちゃん。
土をどかしてお芋を少し見せても
掘ると言う事がわからないのでニコニコしているだけでした。
「うんとこしょ、どっこいしょ」とお芋掘りの歌を唄ってやったら
お芋をもって引っ張り出しました。
「あっこれだ!」というかんじでしたよ。」
O上先生にはいつも頭が下がります。
いつも由紀子の事を考えていろいろ努力して頂いてます。
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30日(水)
「今日はお昼寝をしていません。」
と先生に言われたので夕方眠くなるだろうと思っていたら
7時ごろになって洗面所で水遊びを始めた。
蒲団に連れて行こうと思って水を止めて
「おしまいね!」と言った途端、
プツンと由紀子が切れてしまって1時間泣き続けた。
パニックというのだろうか
「お父さん!お母さん!」とまるで助けを求めるように叫びながら、
それでいて触られるのを拒否する。
どうしていいのか分からなくなる時間。
お父さんと2人で由紀子を間に、
ただ側にいるだけだった。