その夜

6月25日(日)
手術をした夜はきっと痛むんだろうな・・・と、思っていたのですが、
由紀子はずっと眠っていました。Zzz (´〜`)
腹膜炎を起こしてもそれ程痛みを訴えなかった由紀子です。
もしかしたら、痛みに鈍いのかもしれませんね!

酸素マスクに、心電図、尿管に点滴・・・見た目はとても痛々しいのですが、
穏やかな寝息を立てて寝ている由紀子の顔を見たら、本当に安心をしました。

外科では4人部屋に入院することになったので、由紀子が目を覚ました後
ストレスでパニックを起こしたらどうしょう・・・
寝顔を見ながらその事が気になって仕方がない母でした。

この病院では大部屋での付き添いは原則としてできないのですが
師長さん(婦長さんの事を最近はこう呼ぶのだそうです。)にお願いをして、
特別に認めていただきました。

回復

6月26日(月)
目を覚ました由紀子は痛みを訴えることもなく、
身動きもせずに横になっていました。
ただ、酸素マスクが気になるらしく
「はずして!はずして!」
と繰り返していました。

そのマスクもその他の器具も午後には取れて、
すっかり身軽になりました。
点滴は腕の血管に入らなくて
足から入れているので上半身は自由です。

そこで、由紀子が始めたのは
大好きなティッシュ箱の紙はがし!
「こんな状況の中でもやるのかい?」と
突っ込みを入れたくなりました。(笑)

でも、順調な回復をしているようでよかったです。
(*⌒ー⌒*)
6月27日(火)
ドクターからはそろそろベットの上に
座ったり歩いたりするように
言われたのですが、
恐がりの由紀子はなかなか動きません。
仕方がないので、
ベットを起こして強制的に座らせてみました。(笑)

そして、今日もティッシュ箱の紙はがし。
上半身が起きて、作業がはかどるようです。(笑)
退屈な入院生活の中で
この趣味がとても役に立ってます。
家族に頼んで5個組みのティッシュを
持ってきてもらうことにしました。
心配していたパニックもなく、
喋る声も小さなかすれた声です。
全身麻酔のときに入れた管のせいなのか?
それとも傷が痛むのか?
たぶん時間とともになおるでしょう。
今は静かにしていてくれることのほうが助かります。

午後には自分で座われるようになりました。
そして、ガスも出たので
水と食事の許可も下りました。
でも・・・楽しみにしていた食事がおかゆで
、ちょっとがっかりのゆきちゃんでした。
o( _ _ )o ショボーン
少しは歩いたほうがいいと言われるのですが、
足に点滴が入っているので、
歩くことができません。
そこで、看護婦さんが車椅子を
持ってきてくれました。
由紀子は手術前に乗せてもらった車椅子が
すっかり気に入り。
よろこんでお散歩に出かけました。
散歩と言っても、
病棟をぐるぐる回るだけですけどね!
6月28日(水)
今日から普通食です。
見てくださいこの笑顔!
\(@^0^@)/やったぁ♪


看護師さんが七夕の短冊を
持ってきてくれました。
由紀子の願い事はただ一つです。

「はやくおうちにかえれますように!」

6月29日(木)
点滴をはずしてもらって
久しぶりに歩くことができました。

まだ、足取りが怪しいですが
どんどん元気になってます。
6月30日(金)
動くようになると、
どこででも足を広げて座るので、
パジャマに替えてもらいました。

アイスクリームを食べる許可が出たので
1階にあるコンビニまで
アイスを買いに行きました。

由紀子を動かすには
食べ物で釣るのが一番です。(笑)
7月1日(土)
ティシュの紙はがしも飽きてきたので、
パズルを買ってきてみました。
パズルをする気力がもどれば
もう大丈夫ですよね!

そして
日曜日の予定を繰り上げて
抜糸をしてもらいました。
月曜日の退院も決まりました。
腹膜炎を起こしていたので
もっと長くかかると思っていた私は、
すごく嬉しかった!!
のですが・・・。
7月2日(日)
退院を前に髪を洗ってもらいました。



ここまで順調に回復していたのですが、
この日の夜に熱を出して
退院が延期になってしまいます。
(。>_<。) えーん

入院騒動記パート3は
こちらから