2004年3月

体調不良 2004.3.1



昨日のお昼からほとんど食事をしていないので、今日は学校をお休みしました。 
でも、8時ごろ起きてきていつものように朝食が食べられたので、何とか調子が戻ってきているみたいです。 
でも、全体的には元気がありません。 
今日は家の中でゆっくり遊ばせる事にしました。 
朝から好きなビデオを見て、インターネットで巡回をし、チラシの整理をして・・・。 
まぁ!見ていたら充実した趣味の時間を過ごしていました。(笑) 
途中で少し作業をさせようと思ってビーズを用意してみました。 
写真を見ると由紀子のこだわりがよくわかるのですが、ビーズの入った容器から白いお皿に少しだけ取り分けて、その後、形や色でビーズを仕分けするのです。
それから、テグスへ通してネックレスを作ります。 
ところが今日はせっかく1時間ぐらいかけて仕分けをしたのに分けてみたら自分のイメージと違ったらしく全部もとの容器に戻してしまいました。これ以上させると不機嫌になりそうだったので、今日の作業はここまでにしました。 
由紀子は徐々に回復しているようですが、その代わりに母のお腹の調子が悪くなってきました。どうも由紀子から移ったみたいです。 
あぁ・・・o(´^`)o ウーお腹がいたよ〜〜! 

今日もお休み 2004.3.2
昨日の夜になってまた様子がおかしくなってご飯を食べないまま8時には布団には入って眠ってしまいました。 
相変わらず、熱も無いし吐き気も無し下痢も無し・・・。 
心配なので、今日まで学校を休ませて病院へ連れて行くことにしました。 
 
小児科の先生もあちらこちら診察をしたけれど(耳の中まで見てくれました。)よくわからないみたいで、診察室の中に沈黙の時間ができました。 
先生はけっこう長く悩んだ末に胃の調子が悪いのかもしれないと、言って胃薬を出してくれました。 
(最初から私はそう言っているのに・・・) 
帰ってから薬局でもらった薬の説明書を読んだら、「胃潰瘍治療薬」になっていました。 
あらら・・・もしかして、ゆきちゃんストレスからの胃の不調なのでしょうか? 
そうよね!自閉症の人にとって私たちの世界はストレスの塊だものね! 


学校! 2004.3.3
久しぶりに学校へ行きました。 
卒業式の練習が気になっていたのか、「言葉を言うよ!歌も歌うよ!」と繰り返しながら登校しました。 
 
あさっては学習発表会です。 
学年で音楽会をします。 
交流学級の3組のみんなと発表をするのですが、その時に別に5組(特殊学級)としても発表をするのだそうです。 
5組には5年生が2人います。 
2人で歌を歌うのだそうです。 
「もののけ姫」にしようか・・・
天空の城ラピュタの「君をのせて」にしようか・・・
先生は悩んでいるといわれました。 
どちらの由紀子の十八番です。 
楽しみです。 ((o(^∇^)o))わくわく 
 
ただ、由紀子が本番前にどきどきして「歌わない!」と言い出さないかだけが心配な母です。 

髪を切ってきたよ! 2004.3.4


くせ毛で伸びてくると頭がジャングルになってしまうゆきちゃん。 
明日の発表会を控えて美容院へ行って来ました。 
引越して来てからずっとお世話になっているので、お店のスタッフはみなさん顔なじみで由紀子も安心して髪を切ってもらえます。 
上の写真はカットをしている風景ですが、由紀子の手にご注目! 
大きな筆のような物を持っているでしょう?! 
これはカットした髪が顔につくのを嫌う由紀子に担当の方がいつも持たせてくれる顔のお掃除用です。(笑) 
髪がぱらぱらと顔に落ちてくるとこれでパタパタと払います。 
この道具のおかげで由紀子のストレスはかなり軽減されているみたいです。 
それに、どのスタッフの方も笑顔で対応してくれますが必要以上に由紀子に話しかけることはしません。 
鏡の中で目が会うと笑いかけてくれて、「前を切るよ!」とか「顔をあげてね!」とか「動いちゃだめだよ!」という短い言葉かけだけで切ってくれます。
会話が苦手な由紀子は人に質問をされることが嫌いですから、この対応はとてもありがたいのです。 
会話は少ないですが、カットの途中でほかのスタッフの方があめ玉を持って来てくれたり、お店を出る時にはみんな手を振って「バイバイ!」と声をかけてくれたりコミュニケーションはちゃんととれているんですよね。 
 
このお店の方たちは誰も自閉症の人の対応の仕方なんかよく知らないと思うのですが、由紀子と接しているうちに自然とこんな形が出来上がりました。 
これは、交流学級の子どもたちとの関係を見ている時も感じることなのですが、何も専門的な説明なんかしなくても、人として触れ合うだけでちゃんと理解しあえるものがあるのだと確信させてくれます。 
心のバリアフリーってこういうのをいうのかな?ッて思うんですよね! o(*^▽^*)o~♪ 
発表 2004.3.5


学年の学習発表会が体育館でありました。 
由紀子も交流学級のみんなと一緒に参加させてもらいました。 
クラス一人一人のいいところをお互いに言い合うシーンでは相手の子どもさんへの言葉を上手に発表できました。 
由紀子も「卒業式の時の言葉かけを一生懸命やっている」と褒めてもらいました。 
そして、クラスでの合奏! 
音楽祭の時に練習したドラゴンクエストの曲を演奏しました。 
相変わらず後半はK村先生に手を取ってもらって無事に演奏することができました。 
本当はもう一人で演奏できるのかもしれないのですが、「ここは先生と一緒!」と決めているようです。(笑) 
そして、いよいよ由紀子の歌の発表の時が来ました。 
土壇場で歌わないと言い出すのではないかという母の心配をよそに、本人はのりのりでマイクを持って登場して来ました。 
同じクラスのK君も横で楽器を使って応援してくれました。 
曲は「もののけ姫」 
音楽の先生にピアノで伴奏をしてもらってとても気持ちよさそうに歌っていました。 
裏声でまるで米良さんの真似をしているような歌い方で・・・(笑) 
歌い終わると皆さんに大きな拍手をいただきました。 
母はこの瞬間緊張が切れて涙が止まらなくなってしまいました。 
本人は歌い終わって大満足! 
満面の笑みで手を広げて挨拶をしました。まるでリサイタルの終わりの挨拶のようでした。(笑) 
自閉症という障害を抱えて生きている由紀子です。 
会話という手段でコミュニケーションを取る事は難しいけれど、音楽でなら・・・歌でならみんなと心をつなぐ事ができます。 
そんな由紀子の事を理解して発表の場を設けてくださった先生方に感謝します。 
たった一人の生徒にも光を当ててくださる先生方の気持ちが本当にありがたいと思いました。 
そして、拍手を贈ってくれた子どもたちや保護者の皆さんにも心から感謝します。
本当にありがとうございました。 
みんなの前で歌って、拍手をもらった今日のこの経験は由紀子の中で大きな自信になったと信じています。 
みんなと一緒に合唱をする時も、由紀子はとてもいい笑顔でした。 
音楽!・・・これからのますます由紀子の中で大切な物に育ってくれそうな予感がします。 
はずかしい! 2004.3.6
今日は土曜日でゆきちゃんはお休みです。 
でも、まーまーは施設実習中で今日も出勤です。 
同じ部屋で寝ている2人なので、まーまーは由紀子を起こさないように静かに着替えをしていたようです。 
そんな2人の部屋から声が聞こえて来ました。 
由紀子  「はずかし〜い!」  
まーまー 「いや〜ん!ゆきちゃん起きてたの〜!?(笑)」  
 
どうも、由紀子は布団の中で目を覚まして、まーまーの着替えをじっと見ていたようです。(笑) 
性教育でプライベートゾーンについてお勉強をしていて、人に見せてはいけない場所があって、人前で下着姿になるのも恥ずかしいことだと教えてもらっています。 
それで、家族も由紀子が恥ずかしい姿をした時には「はずかしい!」と声をかける事にしているのです。 
それを、今日は逆にまーまーが言われてしまったわけです。(笑) 
由紀子が眠っていると思って、油断したまーまーも大笑いです。 
 
でも、これは性教育がちゃんと身についている証拠です。 
きっとM原先生も喜んでくださるでしょう。d(>_・ )グッ! 
TEACCHプログラム 2004.3.8
以前、卒業式の練習の最中に泣き出してしまうことを日記に書きました。 
日常に無い環境の中で、じっと座っていることにはストレスを感じてしまう。
でも、言葉かけはしたいし、歌も歌いたい。 
そのジレンマで泣き出してしまう由紀子です。 

そこで、先生に卒業式のスケジュールを詳しく由紀子に教えていただけるようにお願いをしました。 
できたら、それを紙に書いて練習の間も由紀子に持たせてほしい事もお願いをしました。 
これは自閉症のケアのひとつTEACCHプログラムの応用です。 

以前、自傷行為がひどい時に一日のスケジュールを写真で由紀子に教える事で日常のストレスを軽くすることに成功した経験があるので、今回もTEACCHを使ってみることにしたのです。 
長い式の間も次は何があって、後何人のお話を聞いたら言葉かけをして歌を歌う。 
その見通しがつけば由紀子も我慢ができるかもしれません。 
それに、途中で式を抜け出すにしてもどこで席に戻れば声かけや歌にも参加できると解れば安心して席をはずすことができると思うのです。 

これは普通の人も同じですよね・・・。 
ただ、普通の人はその事を無意識の間に自分で確認をしているのですが、由紀子のようなタイプの自閉症の人は目に見える形で教えてあげないと解らないのです。 

私のお願いを先生は快く引き受けてくださいました。 
由紀子と一緒に確認をしながら作ってくださるそうです。 
いつも、私の意見を第一に聞いてくださるK村先生。 
本当にありがとうございます。m(._.)m  

校歌斉唱! 2004.3.10
夕方学校へお迎えに行くと由紀子がビーズの仕分けをしながら一人で待っていました。 
なんだかちょっとテンションが低いような気がしたのですが、私が由紀子よりも遅れて教室に来たせいかと思っていました。 
すると、由紀子が突然席を立って「校歌斉唱!」と言って、先生の机にある歌本をもって校歌をうたい始めました。 
(・"・;) エ???? 
初めは訳がわからなかったのですが、机の上を見たら卒業式のプログラムが作ってありました。 
その中に「校歌斉唱」があったので、これか!と納得しました。 
そして、うたい終わって私にほめられると安心したように席に座ってビーズの作業を再開しました。 
でも、まだちょっと沈み気味・・・。 
どうした?と聞いたら「泣いちゃったんだ!」と答えました。 
(・_・)......ン? 
「お母さんのお迎えが遅かったから泣いたの?」 
「泣いちゃったんだ!」 
そうか・・・!と、納得して帰ろうとした時にK村先生に会って一連の由紀子の行動の本当の訳を教えていただきました。 

卒業式のプログラムを作り上げて、そのプログラムに沿って場面を想定し練習をしていた時の事です。 
順調に進んで校歌斉唱で由紀子が張り切って歌いだしたのはいいのですが、なんと間違って2番の歌詞を歌ってしまったらしいのです。 
それで、もうパニックです。 
自分が間違った!その事が許せなくて、先生のなだめる声もやり直しをしようという誘いもまったく耳に入らなくなってしまったそうです。 

どうしようもなくて先生は落ちつくのをずっと待ってくださったようです。その間に由紀子が自分でビーズを持ってきて仕分けを始めたそうです。 
気持ちを立て直しているように見えたので、一人の方がいいと思って先生は教室を出て、そこへ私が入ってきたというわけです。 
 
気持ちが落ち着いて「校歌斉唱」をやり直したいと思って私に歌を聞かせたのですね・・・。 
「泣いちゃったの!」も、私が遅れたせいではなくパニックを起こした事を私に伝えようとしたのです。 
パニックを起こした事は問題かもしれませんが、自分でちゃんと気持ちを立て直して、パニックを起こした時点まで戻せるようになった由紀子をほめてやりたいと思います。 
 
先生は、 
「プログラムを作った事でうまく行っていたんですよ。これなら、式に参加できると思ったのですが、まさかゆきちゃんが校歌をまちがえるとは・・・(笑)」と、笑いながら話してくださいました。 
きっと大変なパニックだったんでしょうに、いつもこうして笑顔で済ませて下さる先生です。 
 
明日はいよいよ予行練習です。 
今日のこの経験のおかげで校歌もたぶん間違える事は無いでしょう(笑) 
どうかうまく行きますように・・・。
よくがんばりました。2004.3.11
卒業式の予行練習が終りました。 
結果は? 
だいじょうぶ!!由紀子は最後まで席に着いて参加することができました。 
先生と作ったプログラムを手に持って、一つ一つ式次第を確認しながらだまって座っていられたということでした。 
これで、当日も大丈夫だろうと思います。 
でも、この予行練習に参加する事は由紀子の大きなプレッシャーになっていたようで、
朝から不安定でたびたび頭を叩く自傷が起こっていたようです。 

K村先生は由紀子の気持ちを察してくださって、午前中は好きなホットビーズの作成をさせて気持ちの安定を優先させてくれました。 
そのおかげで、午後からの予行練習には落ち着いて予行練習に参加できました。 

学年の終りももうすぐですから、たぶんやらなければならない事がいっぱい残っていると思うのですが、由紀子の中の自立の芽生えを見逃さず、他の事を少し後回しにしてでもその事への支援をしてもらえることはとてもありがたいと思っています。 
 
放課後には大学の歯学部へ行きました。 
八重歯が奇形歯といわれる複雑な形の歯だと解ってから、定期的に検診と歯の清掃をしてもらいに通っています。 
ここに通いだして半年、歯医者さんにもすっかり慣れました。 
これからも、少しずつ少しずつ由紀子の生活の場を広げる努力は続きます。


羞恥心 2004.3.12
お迎えに行った時に、交流学級の担任のS木先生にお会いして、おととい由紀子がクラスで巻き起こしてしまった事件の話を伺いました。 
それは、給食の時間の事です。 
給食の準備の最中に、ズボンを前後ろ反対にはいている事に気がついた由紀子が突然、みんなの前でズボンを脱いで着替えをしようとしたというのです。 
先生が気がついて慌てて止めたのですが、間違っている事を許せない由紀子はどうしても止まらず、「別室で着替えをしよう」という先生の声も耳には入らなかったようです。 
結局みんなの前でパンツ姿になって着替えをしてしまった由紀子。 
その様子を見ていたクラスの子どもたちはみんなで笑いました。 
先生はその事について給食の後、みんなを残して話をしてくださったそうです。 
 
由紀子がどうして急にズボンを着替え始めたのか・・・
それは、間違ったままでいる事が我慢できなくて、着替えずにはいられなかったから・・・。 
人はしてはいけないとわかっていても、ついついやってしまう事がある。 
それを、笑ってはいけない。 
クラスの仲間ならば、由紀子が恥ずかしい事をした時には笑うのではなく、ちゃんと教えてやらなくてはいけない。 
それは、見下して教えるのではなく、仲間として教え合わなければいけない。 

『もしも、由紀子が学年集会の場でズボンを下ろして、学校中のお友達に笑われた時にクラスの仲間として悔しくはないのか?』 
と、いう質問にみんなは悔しいと答えでくれたそうです。 
それならば、笑われるような事の無いように守ってやらなくてはいけないと、みんなに話をしてくださったそうです。 
 
私は話を聞きながら先生がとても暖かい思いやりの指導をしてくださったことに胸が熱くなりました。先生のこの姿勢があるからこのクラスの子どもたちはとても優しいのだとあらためて思いました。 

日ごろからクラスのお友達は由紀子の事をとても大切にしてくれています。 
歌を上手に歌える事を自分の事のように他のクラスで自慢をしてくれたり、 
どんな時も誰かが由紀子に目を配ってくれて、一人ぼっちになる事はありません。
きっと、今日の先生の話を理解してくれて今まで以上に由紀子を守ってくれると思います。 

いつも思うのですが、由紀子の回りの子どもたちはみんな優しく素敵な子どもたちばかりです。
それが、もしかして由紀子の存在がみんなに影響を与えているとしたら嬉しいと思います。 
いつも守ってもらっている由紀子が唯一みんなに恩返しをできるとしたら、それはみんなの中の優しい気持ちを引き出して大きく膨らませることしかないと思うからです。 
 
さて、クラスのみんなは話しをしたら解ってくれますが、問題は由紀子のこの羞恥心のない行動をどうするかです。 

自閉症は羞恥心が育ちにくい障害だといわれています。 
だから、性教育に力を入れて恥ずかしいと言うことを教え続けているのですが、なかなか簡単には行きません。 
(;-_-) =3 フゥ 
先日、この日記の中でも性教育が身に着いてきたと喜んだばかりだったのに・・・・。 
今はとりあえずその場面、場面をひとつずつどうしたらいいのか教えて行くしかありません。 

S木先生も由紀子に「給食の時間には着替えをしてはいけません。どうしても着替えたい時には誰もいない所に行って着替えをします。」と、約束をさせてくださったそうです。 
私も由紀子ともう一度人前で着替えをする時の方法を教えたいと思います。 
 
それと、もう一つ私の反省・・・。 
由紀子が以前からズボンの前後ろが解り難いことに気がついていながら、手立てをしていなかったことです。 
たった一個の目印の刺繍をしてやれば、着替えの時に間違える事は無かったのに・・・。 
もう一度、由紀子の身の回りの再確認もしなくてはいけないと思っています。 
マジックショー 2004.3.13


久しぶりに養護学校のボランティアの会へ行ってきました。 
今日の出し物はマジックショー。 
愛好会の方たちの出し物だから、テレビで見るほどの迫力はないけれどマジックの種が見えるのではないかという緊張感がある(笑)ステージでした。 
それでも、上手な人が出てマジックを披露してくれると、由紀子も身を乗り出して見ていた。 
時々、w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!・・・なんて、びっくりしたりして・・(笑) 
1時間ほどの催し物でしたが、最後まで静かに席に着いて楽しんできました。 
 
お昼前に会は終ってしまったのですが、今日はとてもいいお天気でこのまま家に帰るのはもったいないほど・・・。 
ゆきパパとこのままどこかへ遊びに行こうか・・と、話をしたのですが由紀子が行ける場所は限られているし、何の下調べもなしで出かけるのはかなりの勇気がいります。 
いろいろ迷った挙句、結局いつものスーパーにお買い物に行く事になってしまいました。(笑) 
でも、由紀子も喜んでたし、お昼もファミレスで食べたし、とてもよい一日だったのではないでしょうか?!o(*^▽^*)o~♪ 


タレントの母気分 2004.3.14
近所のスーパーで買い物をしていたら由紀子の同級生のお母さんに会って、先日の学習発表会での由紀子の歌を誉めていただきました。 
あの学習会の後、よくいろいろな方に声をかけられることが多くなって、なんだか、タレントの母の気分。o(*^▽^*)oあはっ♪ 

「ゆきちゃんは歌が上手ですねぇ!」と、声をかけられるたびに親ばかな私は「そうでしょう!!」といいたい気持ちをぐっと抑えて「そんな事は無いですよ、聴いていただいてありがとうございます。」と答えている。(笑) 
先日もバスの中で全然面識のないお母さんに声を掛けられてびっくりしたのですが、そのお母さんの話を聞いて2度びっくりです。 

あの学習会の後、学校の玄関で由紀子に会ったので「歌が上手だったねぇ!」と、声をかけたら、そこで歌を歌って聞かせてくれたというのです。 
それも間奏つきのフルコーラスで! 
「君をのせて」という曲だったらしいのですが、歌っている間にチャイムがなって授業が始まる時間になっても止めず、とうとう最後まで歌い上げたらしいのです。(笑) 
そのお母さんも直立不動で聞いてくださったそうで・・・。 
「その曲もとても上手で聴き惚れてしまいました。」といってくださいましたが、本当に申し訳ありません (;^_^A アセアセ・・・ 

あれから、家の中でも大きな声で歌を歌うことが多くなりました。 
よほどあの発表が嬉しかったのでしょう。 
そして、やはり大きな自信になったようです。 
由紀子には、マネージャーの母の許可なくリサイタルを開かないように注意しておかなくっちゃ!!(笑) 

そうか・・・。 2004.3.16
性教育に行ってきました。 
先日のズボン事件をM原先生にお話をしました。 
すると、先生は 
「パンツを脱いだわけではないでしょう?ゆきちゃんは、まだ、その行動を恥ずかしい事とは理解できていないと思いますよ。」と、言われました。 
それは、人に見せてはいけない場所(プライベートゾーン)を隠すためにパンツをはいている。
人前で裸になってはいけない・・・、
今の勉強の段階はそこまでしか行っていないからだと言うことでした。 
 
そうか・・・! 
由紀子の意識はそこまでしか育っていなかったのだった・・・。 
私は由紀子の成長の段階をわすれて、一人でショックを受けていました。 
これから教えていけばいい事と思えば、また前に進めます。 
 
今回の事からM原先生もお勉強の中に着替えをする時の注意を課題の中に入れてくださる事になりました。 
由紀子はまだまだ勉強の途中です。 
ゆっくりスモールステップで由紀子の成長に付き合って行きます。 
卒業式 2004.3.18
卒業式が終りました。 
母はよっぽど保護者席に紛れ込んで様子を見ようかと思ったのですが、今日は正装をしていなければ目立ってしまうので止めにしました。(笑) 
式が終った頃に学校へお迎えに行きました。 
校門の前には、思い出いっぱいの学校からなかなか離れられない卒業生とその保護者が残っていて、卒業式の余韻がいっぱいでした。 
来年の由紀子の姿を想像しながら教室へ向かっていると、向こうから由紀子が歩いてきました。 
いつもなら「ただいま〜!」と言って私の所に来るのに今日はちょっと元気がありません。 
もしかして泣いてしまったのかも・・・・そんな不安がよぎりました。 
 
後ろからK村先生が来て式の様子を教えてくださいました。 
由紀子はよくがんばっていたのですが、PTA会長のお話の途中で我慢ができなくなって泣いてしまったそうです。 
予行練習と違って、校長先生やPTA会長さんのお話は長く、由紀子が想像していたより時間がかかったみたいです。 
プログラムを確認しながら、ずっと我慢をしていたのでしょうが、緊張から湧き上がってくるドキドキする感情を抑えることができなかったようです。 
 
それでも、K村先生が側に来てくださったらすぐに泣きやんで気持ちを立て直すことができたそうです。 
先生は「ほんの短い時間で式には影響はありませんでした。」と言ってくださいました。 
その後は、ちゃんと言葉かけも歌もきちんと済ませて、後片付けまでがんばることができました。 
 
昨夜は何度も目を覚まして、独り言をつぶやいていた由紀子・・・。 
どれほど緊張していたかは想像できます。 
誰よりも由紀子自身が最後まで泣かずに参加したいと思っていただろうとおもいます。 
なのに、自分でもどうにもならない・・・それが障害ということなのでしょう・・・。 
 
私は今日の由紀子のがんばりに100点をあげたいと思います。 
最後まで席についていられた事、パニックを起こしかけたけれどちゃんと気持ちを立て直すことができた事。 
本当によくがんばりました。 
先生も一緒に誉めてくださいました。 
初めはしょげていた由紀子も2人に誉められて、やっと笑顔が戻りました。 
今年のこの経験でお話の長さは解りましたから、来年の卒業式は大丈夫だと思いたい母です。 
 
しかし、卒業式のお祝いの言葉はどうしてあんなに長いのでしょうか? 
私も上の二人の娘たちの時に何度も卒業式を経験していますが、大人の私でも 
「長い!(ー'`ー;)ムムッ」と思うことがたびたびでした。 
そして、長い話にかぎって涙も出ない!(笑) 
我が家では来年三姉妹そろって卒業です。 
いろいろな意味で大変です。 (;^_^A アセアセ、 
今年も母はがんばります!!(笑) 
 
K村先生が由紀子のために作ってくださったプログラムをアップしてみました。 
興味のある方はご覧ください 
http://yukiko.pupu.jp/G/p.htm
由紀子が行事に参加する時にはどのような配慮をすればストレスを軽くできるのか、このプログラムが教えてくれている気がします。 
K村先生、ありがとうございました。 
淋しい!!o(´^`)o ウー 2004.3.21
新聞発表があったので、やっと日記が書けます。 
担任のK村先生が転勤になりました。。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。 
この数日ショックで・・・母子で落ち込んでいます。 
 
卒業式の次の日、由紀子が登校の時に「6年生?!6年生?!K村先生は?!」と、パニックになりました。 
きっと、以前から先生方の指導の中に卒業式が終ったら由紀子たちの学年が6年生の代わりにがんばらなくてはいけない、と言うようなお話があったのでしょう。 
それを由紀子は、卒業式がおわったら6年生になると思い込んだのかもしれません。 
今日からどうなるのか、先が見えなくなってパニックを起こしてしまったみたいです。 
そして、その動揺の仕方を見て私は、由紀子が6年生になったらK村先生がいなくなる事を知っていると思いました。 
以前から転勤の対象になっている事はK村先生から伺っていましたから、お別れの話しは時々出ていました。それをそばで聞いて解っていたのかもしれません。 
『6年生になったらK村先生がいなくなる!』その不安がパニックを増幅させていました。 
 
まだ、5年生である事と、いつから6年生になるかをカレンダーを使って教えましたが、不安は完全に解消できませんでした。 
その日は職員室まで一緒に登校して、K村先生の所まで送って行きました。 
先生を見て少し落ち着きましたが、今度は交流学級の3組へ行く事ができません。 
もしかして3組が変わっていたらどうしよう?その不安がまだ残っていました。 
階段の所で不安と戦う由紀子の後姿がありました。 
そして、またパニックが起きそうになって 
「おかぁさ〜〜ん!」(ノ◇≦。)  
と、大声で叫びました。 
K村先生が慌てて走り寄って、カバンを3組に置いたらすぐに5組へ降りて来るように言いました。
その言葉でいつもの通りだとわかった由紀子はやっと落ち着いて階段を登って行きました。 
 
この時はまだ先生の転勤の発表はありませんでしたが、その日の放課後、先生に内示がありました。 
 
受け持っていただいた時からもしかしたら1年で転勤になるかもしれないと聞いていましたから、覚悟はしていました。 
でも、あまりに幸せな1年だったから・・・このままあと1年・・・そう思わずにはいられませんでした。 
これから、どうなるのでしょうか? 
誰が次の担任を引き受けてくださるのでしょうか? 
その私の不安はそのまま由紀子に反映されています。 
あの日から、ずっと元気のない由紀子と私。 
 
3月は嫌いです。由紀子もきっとそうです。 
別ればっかりの3月!由紀子はこの5年間、毎年大好きな先生とお別れをしています。
それも、もうなかなか会えないほど離れるお別れを・・・。 
だから、由紀子は解っているのです。
K村先生と別れる事を・・・別れたらどうなるかを・・・・。 
 
でも、4月になればまた出会いの時が来ます。 
この5年間、いい出会いも経験しています。 
その事も由紀子は知っているはずです。 
 
後10日間ほどとっぷりと淋しさの中に身を置いたら、また立ち上がって歩き始めたいと思います。 


離任式 2004.3.24
とうとうK村先生とのお別れの日が来ました。 
朝から、頭をゴンゴン! 「学校行かないの!!」
 (ノ◇≦。) ビェーン!! 
大荒れの由紀子です。
かと、思えば突然笑い出したり・・・ともかく不安定です。
仕方が無いと思いながら、いつもよりも遅く家を出て学校へ送って行きました。 
 
そして、離任式。 
母は体育館の後ろからそっと見ていました。 
お別れの挨拶が始まって、K村先生の順番になると子どもたちの中からすすり泣きが聞こえてきました。 
先生は由紀子だけでなく、たくさんの子どもたちの支えだった事がよく解りました。 
私は由紀子の様子をずっと見ていましたが黙って座っているだけでした。 
 
そして、花束贈呈の時が来ました。 
転出される先生にクラスの代表が一人ずつ出て花束を渡すのですが、K村先生の場合クラスの在籍者3人と、その付き添いの子ども、計4人が壇上に上がりました。 
花束を持っているのは由紀子です。 
その4人の姿を見ながら先生は泣いていました。 
泣く先生と、別れをよく理解できなかったり、淋しさをどう表現したらいいのか解らない子どもたち・・・。 
その情景が涙を誘いました。 
その後、5年生のお別れの会があったらしいのですが、そこで由紀子がパニックを起こしました。 
先生が泣く姿を見て動揺したようです。 
パニックではなく、淋しいと言って泣いてほしい・・・。 
感情を心の外に吐き出してほしいと願う母ですが、すぐにいつものように現実逃避の由紀子に戻っていました。 
 
最後に5組でお別れをした時も先生の話しに「はい!」と答えるだけで、泣く事はありませんでした。 
また、淋しさを心の中に閉じ込めてしまうつもりのようです。 
 
先生、本当にお世話になりました。 
これからも頑張って行きます。 
ありがとうございました。 
 
ところで最近、由紀子が気に入っている曲はアストロボーイ「鉄腕アトム」のエンディング曲ボーイズ・ハートです。 
そのさびの部分を繰り返し歌っています。 
♪なぜ、なぜ 
 心が痛むと 涙になる。 
 なぜ、なぜ 
 涙が落ちると ひとりになる。♪ 

歌詞の意味がわかって歌っているわけではないと思うのですが、あまりにもぴったりの曲に、側で聞いていると複雑な気持ちになります。
 
おねえさん 2004.3.25
休みになるとず〜〜〜〜っと、家の中にいるゆきちゃん。 
春休み初日から退屈しています。 
でも、どこかへ行こうと誘っても返事は全て「行かないの!」 
無理に連れ出すことも出来ますが、今日は外は雨です。 
母も進んで出かけたい気にはなりません。 

そんな退屈している由紀子がお口をもぐもぐしています。 
また何か口に入れているようです。 
「ゆきちゃん、ゴックンしないでベェーして!」 
注)「ゴックンしないで」と言わないと証拠隠滅のために飲み込んでしまうのです。 
すると、口の中から絡まった糸が出てきました。コタツ布団のキルティングの糸を引っ張って、ちぎってモグモグしていたようです。 
こんな状況になれている母は怒る気にもなれず、笑いながら 
「だ〜れだぁ〜!こんなものをお口に入れるのは?」と、くすぐりながら言いました。 
すると由紀子が笑い転げながら 「○○○○(苗字)おねえちゃん!」と、答えました。(笑) 

最近、おだてる時の言葉に「おねえさんだねぇ!」が加わっています。
「おねえさん」のという言葉の響きがいいらしく、すごく嬉しそうな顔をします。 
ヾ(・・;)ォィォィおねちゃんの由紀子さん! 
おねえちゃんはいろんな物を口に入れないんだよ。 

しかし、自分の部屋の片付けや、食後の食器の片付けや、お風呂上りの一人での着替え、今日もこの魔法の言葉で機嫌よく上手に出来ました。(笑) 

バイオパーク 2004.3.28



この所、仕事が忙しくて休日も出勤していたゆきpapaです。 
今日も出勤だったのですが、早く帰れそうだから由紀子をどこかへ連れて行ってくれると電話がかかってきました。 
やった〜〜〜!(≧ ≦)Ω ヨッシャ! 
ずっと連れて行きたいと思っていた「バイオパーク」に行くことにして急いで準備をしました。 
由紀子も珍しく2つ返事で行くことを了解してくれたし・・・。 
我が家からバイオパークまで約1時間かかりますが、車に乗っていればご機嫌な由紀子なので出かけてしまえばこちらのものです。
( ̄ー ̄)ニヤリ 
 
バイオパークはいろいろな動物がオリでの中ではなく、自然な形で飼われていて、触ることが出来ます。 
イベントもいろいろあっていて、最近のイベントは羊ショー。 
犬が羊を追い込むところや、羊の毛を刈るところを見せてくれます。 
由紀子も羊の毛のふわふわを触って上機嫌でした。 
それと、由紀子が大好きな真っ白なウサギに逢えたのも嬉しかったみたいです。 
白いウサギは小学校2年生の時の交流学級の担任の先生がウサギの赤ちゃんを教室で飼ってくださっていたのですが、そのときに「白ちゃん」と名づけられていたウサギが由紀子のお気に入りでした。 
あれから、うさぎ・・・特に真っ白なウサギが大好きになりました。 
 
他にもキリンがいたり、カバがいたり・・・。ねずみのお化けのようなのがいたり(笑) 
久しぶりに屋外でのびのびした楽しい一日になりました。 
ただ、ここは山を開いて作ってあるので、ずっと山登りの感じです。 
家に着いたときにはクタクタになってしまった母でした。 


先日の日記に由紀子が歌うアトムのエンディング曲の歌詞を書きましたが、 
今日でアトムが終わりました。 
最終回のエンディング・・・今日で聞き納めだと由紀子に話しながら聞いているといつもと歌詞が違いました。たぶん2番の歌詞です。 
 
なぜ、なぜ
心をひらくと 笑顔になる
なぜ、なぜ
笑顔をみてると 勇気になる


そうか、この歌は最後は笑顔で前に進んでいく歌だったのか・・・・。 
春休みになってだんだん落ち着いてきた由紀子の気持ちと、この歌が重なってとても感激してしまいました・・・。 
 
母がいっぱい泣き言を書いてしまったので、K村先生に心配をおかけしてしまいました。
ごめんなさい!m(._.)m  
「先生! 由紀子はきっと新しい先生ともいい関係を作って笑顔で学校に行けると思います。 
先生も新しい学校でがんばってください!」p(*^-^*)q がんばっ♪ 
まーまーとお買い物 2004.3.29
由紀子には行けない場所がたくさんあるのですが、近所のスーパーの2階もその一つです。 
以前、そこにアンパンマンのゲーム機が置かれていて、近づくとバイキンマンの声で「バイバイキ〜ン!」と叫ばれたのがきっかけで行けなくなりました。(笑) 
私たちには笑い話のようなことですが、由紀子は真剣に嫌みたいです。 
今はそのゲーム機もなくなっているのですが、何度説明しても信用してくれず、ずっと2階は行けない場所のままでした。 
 
ところが、今日まーまーと2人でお買い物に行ってその壁を乗り越えてきました。 
そのスーパーは本とお菓子が2階に置いてあるのですが、本を買いにいこうという誘いに乗ったようです。 
今までもこの誘いは何度も使ったのに・・・今日はどうして誘いに乗ったのか? 
それはわかりませんが、きっと以前から自分でも2階に行きたいと思っていたのでしょう。 
でも、やはり音が気になるらしく、2階に上がる前から耳を抑えて完全に音を遮断していたようです。 
 
2階にも由紀子が大好きなチラシがいっぱい置いてあります。 
そのチラシを集めたいのですが、そのためには耳をおさえている手を離さなくてなりません。 
さて、由紀子はどうしたでしょうか? 
なんと!まーまーに自分の耳を抑えさせたのだそうです。
ヾ(@^▽^@)ノ わはは 
しかも、耳の抑え方にも決まりがあるようで、耳たぶを折り曲げて後ろから指で穴をふさぐ・・・。 
間違えると「ちがう!ここ!」と言われたと、まーまーが笑っていました。 
結局、2階にいる間中まーまーは指示どおり、由紀子の後ろから耳を抑えて売り場を歩いたそうで・・・(笑) 
帰ってきたときにまーまーがとても嬉しそうでした。 
自分と一緒のときに由紀子がこだわりを乗り越えた!・・・それは由紀子のそばにいる人が時々経験するこの上ない快感です。 
こうやってどんどん由紀子の障害にのめり込んでいくのです。 
我が家ではこの現象を「由紀子のめろめろパンチ!」と呼びます。(笑)
現川の春 2004.3.30
  

久しぶりに現川へ音楽のレッスンに行きました。 
学習発表会での独唱のおかげで、歌うことに自信を持った由紀子は、先生にピアノで伴奏をしてもらってたくさん歌を歌ってきました。 

いつも母はレッスンの間は現川のあちらこちらを写真を撮りながら徘徊しています。 
現川はもう春爛漫! 
山沿いにソメイヨシノの大木が満開でした。 
その写真を撮るときに、由紀子の歌声が聞こえてきました。 
「涙そうそう」でした。 

ここにレッスンに来始めた頃、近所に響きわたっていたのは由紀子の泣き声でした。 
それが今では、歌声です。本当によかった!(^▽^喜)  

さて、由紀子の歌ですが、最近英語の歌にこっています。 
アラジンのテーマ曲「ホールニューワールド」もその一つ。 
自信たっぷりに怪しげな英語(?)で歌います。 
英語と理解できるのはたった一言・・・「ホールニューワールド」だけ!(笑) 
先生に聞かせたら大受けでした。(V^−°)イエイ!
 
花見 2004.3.31


長崎も桜が満開になりました。 
近くの平和公園も桜がとてもきれいです。 

昨日、駅に向かうバスの窓からその桜が見えたので由紀子を花見に誘ってみました。 
「ゆきちゃん! 明日、弁当を持ってここにお花見に来ようか?!」 
お弁当に反応した由紀子は承知してくれました。 
さて、朝からお弁当を作って出かける準備をして由紀子を誘ったのですが、 
「ビーズをしてからね!」 「パズルをしてからね!」 
と、理由をつけてなかなか立ち上がりません。 
できたら機嫌良く花見がしたいので由紀子が行く気になるのを待つことにしました。 
平和公園はバスで10分です。
時間はいっぱいあるし、焦らない!焦らない! 
そして、11時半になってやっと由紀子が行く気になりました。 
(お腹がすいてきたせいかも・・・。)二人で平和公園へ出発! 
ここからは私と由紀子の会話です。 
tomi「見て!ゆきちゃん!!お花がきれいだねえ!!」(~▽~@)♪♪♪ 
ゆき「おべんとう!!」 
tomi「待って! お花を見てからね!」 
ゆき「お花を見たらお弁当を食べようね!!」(-_-;)  
tomi「ゆきちゃん!写真を撮ろうね! そこに立って!!」 
ゆき「写真を撮ったら お弁当食べようね!」(-_-;)  
ーーーーーお弁当タイム!−−−−−
tomi「おいしかった?」 
ゆき「うん!!おうちに帰ろうか!!」(~▽~@)♪♪♪ 
この間、わずかに30分です。(o_ _)o パタッ 
多分こうなるとは思っていました。 
由紀子は完全に花より弁当です。(笑) 
でも、その後必死に説得して本屋に連れ出すことに成功!! 
久しぶりに駅のショッピングビルに行きました。 
そこでも、ただ本を読んで、スーパーでチラシを集めただけで終わりなのですが、 
家の中に閉じこもっていることを思えば外に出られただけでもよしとします。