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2004年2月

鼻パック 2004.2.1
由紀子の鼻の頭の毛穴がプツプツと黒く開いていることがずっと気になっている母です。 
鼻パックをしたらきっといっぱい取れるだろうなぁ…
(0゜▽゜)0 ワクワク 
何を期待しているのか(笑)
母は鼻パックの後にシートについた汚れを確認するのが好きなのです。(- .-)ヾ ポリポリ 

それでも、由紀子が鼻にパックを貼れるかどうか自信が無かったのでずっとあきらめていたのですが、今日はどうにも誘惑に勝てませんでした。(笑) 
大人用の鼻パックを半分に切って由紀子の鼻にペッタン! 
意外にもゆきちゃん、喜んでくれました。o(*^▽^*)o~♪ 
鏡を持ってきて自分の顔をまじまじと見て、百面相です。 
待つこと5分! 
無事にお鼻の手入れは終わりました。 
母の予想通り、パックにはいっぱい汚れが付いていました。 
母も大満足!!(^^*) ホホホホ 


恥ずかしい!!(//∇//) 2004.2.3
今日は性教育の日でした。 
ゆきちゃんの身体にもいろいろ変化が現れつつあります。 
ゆきちゃんにもプライバシーがあるので、具体的には書きませんが、
着実に大人の身体へと変化しているのを感じます。 

そんな由紀子の為に、大人の身体と子どもの身体の違いや、
変化して行く様子を絵本やDVDを使って勉強させてもらっています。 
M原先生との話の中で、由紀子の中に少しずつ「おねえさんになる!」という意識が芽生えてきているのを感じます。 

そして、今日は宿題が出ました。 
「お父さんの身体を調べてくる」です。 
もう2年近くお父さんとお風呂に入っていない由紀子は、
お父さんの身体のイメージが薄くなっているみたいです。 
我が家で唯一の男性ですから、ぜひ教材になっていただきます。(笑) 
 
お父さんのお風呂上りを狙って、由紀子に裸を見に行かせました。 
お父さんには事前に見せた後に恥ずかしがってくれるように頼んであります。 
そして、お父さんがタオルをめくって全身が見えた時の由紀子の反応は・・・。 
「きゃー!怖かった!」(*ノノ) キャー 
すごい勢いで居間へ駆け戻ってきました。 
げらげら o(^▽^)o げらげら 
かわいそうなお父さんです。 
 
でも、さすがゆきちゃん!一瞬でしたが見るべきものはちゃんと見ていたようです。 
私がした質問にはちゃんと答えていました。 
 
それにしても、おとうさん!!お疲れ様でした。障害児の親は何かと大変ですよね。(笑) 
私は由紀子が男の子でなくて本当によかったと思っています。
(*^▽^*) ニョホホ
痩せた! 2004.2.4
ねーねーが帰ってきてからずっとダイエットを続けている由紀子です。 
その成果は着実に出てきています。 
現在、身長147センチ 体重47キロ 
まだちょっと太めですが、ピークの時には体重が51キロ強あったので
4キロも減量した事になります。 
やっと、少な目のごはんにも慣れてあまり辛そうな様子は見られなくなりました。 
大好きなみかんも1日に2個までと制限されていますが、
その2個を楽しみに頑張っています。 
 
この前、学校の健康観察カードで確認をしたら4月の身長は140センチでした。 
なんと、7センチも伸びた事になります。 
体重は45.5キロ・・・プラス1.5キロです。 
これは合格ではないでしょうか? 
 
おかげで去年の血液検査で心配された脂肪肝も昨日の血液検査の結果では問題無しでした。
( ̄▽ ̄)V ブイ 

ポッコリ出ていたお腹もすっかりへこんで、
以前の学校で付けられていたあだ名「ドンバラ」も返上できそうです。〔笑〕 
身長が伸びた分、すっかりお姉さんらしくなりました。 
よかった!よかった! 
鬼が好き 2004.2.6
欠席者がいたりして、ずっと延期になっていた5組の豆まきがやっとできたようです。 
たった三人のクラスですから全員が揃うまで待っていたそうです。 
そのときの由紀子の様子を先生が話してくれました。 

鬼を決めるのにジャンケンをしたらしいのですが、
いつもは負けてばかりいる由紀子が今日は珍しく勝ったようです。 
負けた人がもちろん鬼なのですが、由紀子は鬼になりたかったらしく鬼の面をつけたお友達の姿を見て
「ゆきちゃんは?」と、何度も先生に聞いたそうです。 
「次にジャンケンで負けた人が鬼だよ!」と、説明をされて一応納得したゆきちゃんですが・・・。 
なんと、残りの2人でしたジャンケンにも勝ってしまったようです。(笑) 
さっき以上に「ゆきちゃんは?ゆきちゃんは?」と先生に訴える由紀子です。(笑) 

そして、やっと回ってきた順番! 
鬼の面をつけてピースをして写真を撮ってもらって大喜び! 
鏡の前でひとしきりポーズをとった後で、みんなに豆をぶつけられてうれしそうに逃げ回っていたそうです。 
どうして鬼になりたかったのかしら? 
節分の豆まきの主役はやはり鬼なのでしょうか?(笑) 
まさか由紀子が鬼になりたいなんて思いもしないから、家でも鬼はお父さんの役目でした。 
きっと、あの時も本当は鬼になりたいと言いたかったのかもしれませんね!(笑) 
手をあげて! 2004.2.8
最近、元気になったねーね―が由紀子とじゃれあっている姿がよく見られるようになりました。 
今日も遊んでいる由紀子に向かってねーねーが突然
、「ゆきちゃん手をあげて!」と、言いました。 

素直なゆきちゃんは訳もわからず手をあげました。 
すると、突然、「コチョコチョコチョ!」とくすぐられてしまいました。 
「きゃーやめて〜〜〜!」ヾ(☆▽☆) アハアハ 

それから、しばらくねーねーに捕まってくすぐりの刑にもだえておりました。(笑) 
やっとの思いで、私の所に逃げてきた由紀子に
『ねーね―にも「手をあげて!」と言って仕返しをしちゃえ』
と、けしかけたら、
「ねーねー!てをあげて〜!」
と、勇ましく立ち向かっていきました。(笑) 
てっきり、「いやだ〜!」とわれるとおもっていたのに、意外にもねーね―は両手を挙げて
「ほら挙げたよ〜!(⌒ー⌒) ニヤリ」 
思いがけないねーねーの反応に、ゆきちゃんはすっかり固まってしまいました。 
そして、後ろすざりをしながら「恐い〜〜〜!」
ヘ(;^^)ノスタコラサッサ 

我が家最強のねーね―にはとても手を出せない由紀子なのでした。 
本当に根性のない奴です。(笑) 
誕生日 2004.2.10
今日はゆきちゃんの誕生日!ヽ(´▽`)/〜♪ 
11歳になりました。 
ねーね―が帰ってきているので久しぶりに家族全員でお祝いができました。 
みんなからのプレゼントは 
お父さんとお母さんからはセーラームーンのおもちゃ。 
ねーね―からはアニメのDVD 
まーまーからは「おじゃ魔女ドレミ」の総集編の本 
みんな由紀子からのリクエストでした。 
去年までは「何が欲しい?」と、聞いてもあまり反応が無かったのですが、
今年は欲しい物がちゃんと言えるようになりました。 

夕食の後に大好きなイチゴのバースディケーキを前に幸せいっぱいのゆきちゃんです。 
先月のお父さんのお誕生日の時にはハッピーバースディの歌を一人で唄って
他の家族に唄わせなかった由紀子ですが、
今日は家族全員で唄うことに抵抗はありませんでした。 
自分の誕生日だからみんなに唄ってもらおうと思ったのでしょうか? 
だとしたら、お父さんの誕生日の行動はおとうさんへのプレゼントの意味を込めて
自分一人で唄ったのかもしれませんね。 
そうだったら嬉しいのですが…。
        
あっち向いてホイ! 2004.2.11
テレビでピカソのゲルニカの絵が出ました。 
それを見たゆきちゃんが一言 
あっち向いてホイ! 
と、言いました。(笑) 
(一。一)エッ? 
言われてみれば、そう見えますよね! 
思いがけない発想にビックリです。 

節分の写真 2004.2.12
5組で豆まきをしたときの写真を木村先生にいただきました。 
鬼の面をつけてうれしそうな由紀子です。
と、いっても表情は見えませんけどね!(笑) 
クラスのお友達に豆を投げつけられてうれしそうに逃げる由紀子です。 
 
ふくは〜うち!由紀子のわがまま虫は〜そと!(⌒_⌒)

セッション 2004.2.13


今日は由紀子に音楽の個人レッスンをしてもらっているH崎先生が学校へ来てくださいました。 
由紀子が学校で木村先生といろいろな楽器を使って音楽を楽しんでいると聞いて、
ぜひセッションをしたいと言ってくださっていたのが実現したのです。 

放課後の5組の教室に先生方が勢揃いです。 
特殊学級の担任の木村先生、交流学級の担任のS木先生、個人レッスンをしてくださっているH崎先生。 
いつも由紀子の成長を助けてくださっている先生方です。 
H崎先生はもちろんのこと、木村先生もS木先生も自分の楽器を教室に置いているほど
音楽には深く通じていらっしゃいます。 
そして、どの先生も由紀子の障害をよく理解して、
どうしたら由紀子の世界が広がるか真剣に考えてくださっています。 

その手段の一つが音楽です。 
人とのかかわりが苦手な由紀子でも、音楽を通してならいろいろな人と楽しむことができるはずと
皆さん思ってくれているのです。 
最初は、いつもそれぞれ違う場面で接している先生方が揃ったことに戸惑っていた由紀子ですが、
時間がたつにつれて音楽の中で心を開いて行くように見えました。 
先生方も、ほかの先生と接している時の由紀子の違う表情を見てびっくりしたり、よろこんだり・・・
由紀子の事をまた深く理解してもらえたのではないかと思っています。 
 
ドラムをたたいたり、キーボードを弾いたり、歌を歌ったり楽しい1時間でした。 
最後のほうでは、いつも一本指でしか鍵盤を弾かない由紀子が両手で思いっきり鍵盤を弾く場面が見られました。 
めちゃくちゃに鍵盤をたたいているように見えるのですが、
それにH崎先生が伴奏をつけると、まるでジャスのアドリブで鍵盤を叩いているように聞こえてきます。 
先生がリズムを変えると由紀子もそれに合わせてリズムを刻みます。 
「これはおもしろい!!」 
親ばかな発想ですが、今日のこのセッションの中で由紀子が見せた新しい可能性のような気がしました。 
 
私がお願いしたわけではなく、先生方のほうからこんな機会を作ってもらえる由紀子は
本当に幸せ者だと思っています。 
そして、由紀子には自分を守り育ててくれる人たちを
自分の周りに引き寄せる不思議な力があるのかもしれないと、あらためて感じました。 

作品展 2004.2.15
由紀子が描いた絵が市内の小中学校の作品展に飾られていると連絡をもらったのでさっそく見に行きました。 
会場いっぱいに子どもたちの絵や工作の作品が飾ってありました。 
由紀子たちの学校の名前を見つけるのも大変でした。 
 
ありました!! 
由紀子の作品は「赤い実のなる木」と題をつけてもらって真ん中に飾ってありました。 
絵の中で赤い服を着ているのが由紀子。そして、一緒に居るのが木村先生です。 
由紀子が始めて描いた風景画で、学校の庭にある南天の木を描いたものです。 
枝の描き方が独特ですよね! 

お迎えが遅いよ!(ノ◇≦。) ビェーン!! 2004.2.17

今日は火曜日です。 
いつもなら4時のお迎えでちょうどいいはずなのですが、
今日は地域児童会と言うものがあっていつもより30分ほど早く帰りの時間になりました。
カレンダーにもちゃんと書き込んでいたのに母はその事をすっかり忘れていました。 

のんきに学校へお迎えに行く途中で交流学級のこどもたちとすれ違って
「ゆきちゃんが5組で泣いていたよ!」と言われて気がついて慌てて走って行きました。 
さぞかし泣いているだろうと思いながら5組の教室へ行ってみると、
由紀子はビーズを机に広げて色分けをしていました。 

運悪く、担任の先生も何か用があって5組にはいなかったようです。 
泣きやんでから時間がたっていたのでしょうか?すっかり落ち着いていましたが、
由紀子の表情は明らかに怒っていました。(笑) 

「ごめんね!」と声をかけても無視です。…( ̄。 ̄;) 
「自分でビーズを出してきたの? えらいねぇ!!
泣かずに待っていたのだ!!」(こうなったら褒め落とししかない!) 

それでも機嫌が直るまでに20分ほどかかりました。(汗) 
由紀子には悪い事をしましたが、考えようによってはいい経験だったのかもしれません。 
お母さんの迎えが遅くなって、先生が教室にいなかったとしても一人で待つことができる。
そして、その時に自分で何か工夫をして時間をつぶせる。 
これは大事なことです。 
ゆきちゃん今日はさびしい思いをさせてごめんね!! 
でも、お母さんは必ずお迎えに来るから待っててね!! 
ビーズの新作 2004.2.18
由紀子の得意な事のひとつにアイロンビーズがあります。 
小さなビーズを並べてアイロンで固めたものです。 
島の小学校にいた時にもやっていましたが、
そのころは図案を母が書いてそれに合わせてビーズを並べて作品を作っていました。 
でも、その方法ではなかなか自分でデザインをする事にまで発展する事はありませんでした。 

こちらの学校に転校して先生が変わったら、そのビーズの学習の方法も変わりました。 
図案はまったくなしで、自由にビーズを並べさせるのです。 
初めは戸惑った由紀子ですが、そのうちにいろいろな色をごちゃ混ぜにした作品を作るようになりました。 
毎日、毎日同じように何のデザインもなし、ただただ色を並べただけの作品を作り続けていました。 
そのときに先生が、
「そのうちに自分で工夫をしだすんですよ。それまで何の口出しもせずに待ちましょう!」
と言われました。 

それからほぼ1年が過ぎ由紀子の作品にも変化が起こってきました。 
同系色のビーズを集めて作品を作ったり、なんとなくデザインぽい作品を作ることも・・・。 
由紀子の部屋の壁に作品のコーナーを作ってやりました。 
ピンクの大きな丸が最新作です。 
これは同系色を使った作品ですが、飾ってある作品の中にはデザインぽい物もあるんですよ。o(*^▽^*)oあはっ♪ 
パソコンで描いた魚の絵もそうでしたが、由紀子は普通の人とはちょっと違った色使いをします。 
そして、デザインもきちんと計算されたようなデザインではなく、
どうしてココから色が変わるの?と聞きたくなるような・・・それでもちゃんと法則がありそうな・・・。 
不思議な感覚の作品です。 
最近まったく魚の絵は描かなくなりましたが、違ったところで由紀子の感性は芽を吹き始めているような気がします。 
          
現川のヤギ!2004.2.19
今日は現川での音楽レッスンの日です。
先日のセッションのおかげで由紀子はこの日をとても楽しみにしていました。 
いつものようにJRで現川の駅まで行き、先生に車でお迎えに来てもらいました。
でも、先生が少し慌てていました。 
原因はヤギです。(笑) 
レッスンをする場所は介護リハビリセンターの事務所なのですが、
そこの先生がヤギを飼っています。 
それもとても大きなヤギを・・・。 

そのヤギがリハビリセンターの入り口に陣取って動かないというのです。 
いつも使っている車もヤギのせいで動かせなくて困ってしまって、
脅かせば動くかと思って無理やり車を動かしたら、軽くぶつかってしまったと言うのです。
それでも動じないヤギ!相当頑固なヤギです。(笑) 

「仕方なくほかの車で来たけれど・・・。ゆきちゃんはヤギは大丈夫ですか?」 
「そ・それが・・・大嫌いなんです。(・"・;)」 
どうなるのでしょう・・・? 
 
センターに着いてみると・・・居ました! 
今までこんなに近くで見た事はなかったのですが、本当に大きい! 
まるで絵本の「がらがらどん」に出てくる大きなヤギみたいです。 
先生があせったのも納得です。 
結局、私がヤギの気を引いている間に先生と由紀子が坂の横をよじ登ってセンターに入る事になりました。 
私も恐る恐るですが、由紀子も必死です。(笑) 
坂をよじ登るのに寝転ぶような格好になってしまいましたが、
服が汚れるのも気にする余裕もなく・・・(笑) 
それでも、何とか進入成功! 無事にレッスンをしてきました。 

今日は先生が電子ドラムを持ってきてくれました。 
何故か太鼓を見ると連打をする由紀子。 
手が真っ赤になるほど叩いてきました。 
ここにレッスンに通うようになって半年、確実に由紀子のおんがくの世界は広がってきています。 
帰りもヤギさんは入り口でがんばっていました。 
当然、おとりは母でした。(笑)
         
鼻に・・・。2004.2.20
花粉症の季節になりました。
もともとアレルギー性の鼻炎を持っている由紀子も鼻詰まりで苦しそうです。 
鼻詰まりの後にくるのは鼻血!( ̄TT ̄)鼻血ぶー 

今朝もトイレの中でクシャミと共に流血です。(笑) 
軽い出血なら自分で処理ができるので私はそのままにしているのですが、
今日はトイレの中から「おかぁさ〜ん!!」と叫び声がしました。 
慌てて行ってみると 
上を向いて「取って!」と言います。 
私はてっきりティッシュを取ってくれと言っていると思って、
トイレットペーパーを丸めて鼻の中に押し込みました。 
すると由紀子が慌てて鼻から出します。 
σ(・・?) アレ? 

その間にも鼻から血がたれてきます。 
もう一度ペーパーを突っ込む母・・・取り出す由紀子! 
「取って!取って!」 
( ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄; アリャ?もしかして・・・? 
 
フッといやな予感がしました。 
「鼻の中に何か入っているの?」 
「うん!」 (≧◇≦)エーーー! 
急いで綿棒を持ってきて鼻の中を探ると・・・ 
あったー!! o(@.@)o ナンジャコリャ!! 
どろ〜っとした物体が鼻の中から出てきました。 
その正体は「トイレットペーパー!」 
私が考えるに、鼻血が出たときに由紀子はトイレットペーパーを鼻に突っ込んで
止血をしようとしたのだと思います。
そして、そのままにしている間にトイレットペーパーが溶けて先のほうだけ鼻の中に残ってしまったのでしょう。 
そんな事を知らない私はその鼻にまたトイレットペーパーを突っ込んで奥へ押し込んでしまったのです。(^_^;) 
その後、コットンで止血をして無事に鼻血は止まりましたが、もうびっくりです。 
 教訓!! 鼻血の止血にトイレットペーパーを使うのは危険です。 
みなさんご注意ください!!
跳び箱?登り箱?2004.2.21
これは昨日の話題ですが・・・。 
体育の授業は交流学級で受けている由紀子です。 
先日、学校帰りにクラスのお友達と一緒になりました。 
その時の話題が跳び箱。 
私が「由紀子は跳び箱は何段を練習しているの?」と聞くと 
「ゆきちゃんは7段なんか楽勝だよね!o(〃^▽^〃)o♪」 
みんながそう答えました。 
(A゜∇゜)ハテッ?そんなはずは・・・。 
その後、授業の様子を詳しく聞いて納得です。o(〃^▽^〃)oあはは
 
その答えを確認するためにちょっと授業をのぞきに行ってきました。 
私の姿を見ると由紀子が動揺するかもしれないので
みんなに見つからないように忍者になって参観です。(笑) 
初めは体育館のステージにマットを引き詰めて飛び上がる練習をしている由紀子の姿を発見!
 「そうだよね〜!」(納得) 

でも、その練習に飽きた由紀子がフラフラと歩き回り始めました。 
すると、お友達が「ゆきちゃん!こっちにおいで!」と声をかけてくれました。 
そこは7段のグループです。 
ピョンピョン飛んで行くお友達に混ざって由紀子が並びました。 
そして自分の番が来ると走って行って「よっこらしょ!」 
跳び箱を登り始めました。(笑) 

由紀子のその姿に噴出してしまった母ですが、
ずっと見ているうちに周りの子どもたちの姿に感激してしまいました。 
ほかの子どもたちが飛べばポンポンとリズムよく進んでいくのに
由紀子の番になればそのリズムは完全に止まってしまいます。 
本当ならば邪魔と思われても仕方がないような状況です。 

でも、このクラスの子どもたちは誰も由紀子を急かすような事はありません。
当たり前のようにゆっくり由紀子を待ってくれるのです。 
列に戻ってまた自分の番を待つ由紀子。
ボーとしていて自分の番が来た事に気が付かないことも度々です。
でも、そのたびに周りの子どもたちがちゃんと促してくれます。 
 
しばらく7段を登っていたと思ったら、またフラフラと歩き始めた由紀子。 
すると横のクループの男の子が
「ゆきちゃ〜ん!こっちこっち」と声をかけてくれます。 
今度は横向きの跳び箱を飛ぶグループです。 
 
そうか、由紀子はこうやって、苦手な体育の時間も楽しんでいるのか・・・。 
心の中で「みんな、ありがとうね!」とお礼を言いながら
忍者はみんなに気づかれないように消えました。 
ε=ε=ε=ε=ε= タタタタ・・・。゜.☆ ドロン♪ 

         
         
ねーねー(ToT)/~~~ 2004.2.23
病気療養のために実家に帰っ来ていたねーねーが元気になって大学へもどって行きました。 
由紀子にとって家の中で一番怖くて…一番好きなねーねーでした。 

4年前大学へ進学するためにねーねーが家を離れた時に由紀子はまだ7歳でした。 
親と離れるのはちっとも寂しくないけれど由紀子と離れるのがとても辛い!と、
半べそをかきながら別れたものでした。 

由紀子もねーねーがいなくなってからしばらくは喪失感が強くて、
ねーねーの事を一切口にしない時期が続きました。 
でも、それから休みごとに数日だけでも戻ってくることを理解してからは、
ねーねーは「帰ってくる人」になりました。 

それがこんなに長くまた一緒に生活できるなんて! 
由紀子にとってはとても幸せな4ヶ月だったかもしれません。 
でも、ダイエットの為に食事の量を減らされたり、
おやつの回数を減らされたときには「鬼!」に見えたかもしれませんね!(笑) 

いろいろな思い出を残してねーねーはまた「帰ってくる人」になって家を出て行きました。 
今度は由紀子がどんな反応を示すのか、ちょっと心配もしましたが
意外にも「ねーねーは熊本に行ったの!」と冷静に受け入れてくれました。 
次に帰ってくるときのお土産を期待しているようです。(笑) 
この4ヶ月で年の離れた姉妹に新しい絆が出来てくれたと信じたい母です。 

母は由紀子の面倒を見てくれる人が減ってとても大変になりました。 
ε〜( ̄、 ̄;)ゞフー
卒業式の練習 2004.2.25
もうすぐ卒業式があります。 
由紀子も在校生として式に参加します。 
その練習が毎日続いています。 
今回の卒業式で由紀子は大きなお仕事をいただきました。 
卒業生に送る言葉を5年生がかけ合いで言うのですが、
その中の一言を担当させてもらうことになったのです。 
 
1ヶ月ほど前、交流学級で誰がこの言葉を担当するか話し合いがありました。 
そこで、由紀子が自分から希望して手を挙げたというのです。 
先生はびっくりです。でも、クラスの子どもたちは当たり前のように由紀子にその仕事を与えてくれました。 
その日、お迎えにいった私の顔を見るなり 
「毎日続けられた朝掃除」 
と、その言葉を大声で言いました。 

最初は意味がわかりませんでしたが、先生から事情を聞いてびっくりです。 
大丈夫だろうか・・・でも、由紀子がやりたいというのならば・・・ 
先生方もいろいろ工夫をしてくださいました。 
タイミングをつかむのが難しいので、もう一人由紀子と一緒に声を出してくれる人をつけてくれました。 
前半をその子どもさんが、そして後半を由紀子が言います。 
もしも由紀子が言葉に詰まったら続けて言ってくれる事になっています。 
先日、その子どもさんがお休みをしたときには誰も指示しないのに
ちゃんとその子どもさんの代役もこなしたといいます。 
多分本番も大丈夫でしょう。d(>_・ )グッ! 
 
でも、私や先生方の心配はそれだけではありません。 
式は1時間40分の予定です。 
その間由紀子が我慢して座って居られるかどうか・・・。 
人に囲まれて、あまり日常にないムードの中でストレスは大きいはずです。 
今日も通し練習があったらしいのですが、
1時間ほどたったところで我慢できなくて泣き出してしまったようです。 

先生方が別の場所に連れ出してくれたようですが、 
「言葉をいうの!」 
「歌を歌うの!」 
と、いってなおさら泣いてしまったといいます。 

やりたいのにその環境の中で我慢することが出来ない。 
由紀子はその事も辛かったようです。 
これをどうやってクリアさせるか・・・・。 

来年の事を考えると由紀子も最初から最後まで席に着いていられるのが一番ですが、
大切な6年生の卒業式を由紀子の泣き声で壊すわけにはいきません。 
今、先生方がなんとかさりげなく由紀子を連れ出したり、席に戻す方法を考えてくださっています。 
由紀子が自分からやりたいと意思表示をした仕事です。 
皆さんに迷惑をかけずに何とかやり遂げさせてやりたいと心から願う母です。
教育相談 2004.2.26
来年受験をさせようと思っている養護学校の教育相談へ行って来ました。 
その学校はすごい山の上にあります。 
バス停からすごく急な階段を上がって、坂を登ってまた階段があって、そしてまた坂・…(笑) 
運動が大嫌いな由紀子がここを通学できるか…ちょっと心配ですがともかく連れて行ってみることにしました。 
案の定、途中で息切れをしている由紀子です。(笑) 

それでも引っ張って校門までやってきました。 
相談の間は学生さんが由紀子たちの面倒を見てくれる事になっているのですが、
そこに待っていたのは去年のキャンプの時に担当をしてくれたHさんでした。 \(^0^)/らっき〜♪ 

挨拶もそこそこに由紀子はHさんについて遊びに行ってしまいました。 
私が問診表を書いている間も「自転車に乗ってきま〜す。」と、
校庭に連れて行ってもらって補助輪つきの自転車に乗せてもらいました。 
先生と話をしている間もほとんど私の側に来る事もなく、ずっと遊んでいました。 
途中、一度だけ私に声をかけてきたのも
「自転車に乗ったの〜〜〜(~▽~@)♪♪♪」
それだけ言ってどこかへ行ってしまいました。 

母は相談の中でいろいろ考える事があったのですが、由紀子は楽しいばっかりだったようで帰りは上機嫌でした。 
「またこの学校に来たい?」と聞くと、満面の笑みで(〃⌒ー⌒〃)うん、と答えました。 
この辛い坂も苦にはならないようです。よかった!よかった!

遠足 2004.2.27
今日は6年生のお別れ遠足です。 
遠足が…いや!お弁当が大好きな由紀子は前日から楽しみにしていました。 
おやつは5組の買い物学習として木村先生と一緒に買いに行きました。 
あまりお菓子を好まない由紀子は食べられるお菓子が限られています。 
好きなガムを求めて3軒もお店を回ってもらったそうです。(笑) 
おかげさまで大好きなお菓子にお弁当が揃って、楽しみは倍増です。v(^。^*)ランランラン♪ 
 
朝起きたら、太ももが痛いといいます。 
どうも昨日、坂を登ったせいで筋肉痛が起こっているみたいですが、
いつもと違って「大丈夫!!」を連発して出かけていきました。 
お休みさせられたらどうしようと思ったみたいです。(笑) 

帰りはそれぞれ道々で解散をして行くので家まで先生が送ってくださる事になっています。 
現地を2時に出発して普通なら30分ぐらいで帰ってこられる距離ですが、
由紀子なので1時間はかかるかもしれない…そう先生と話をしていました。 
 
母はその日、出かける用事があったので由紀子の帰宅時間を気にしながらバスに乗って帰ってきました。 
遠足の場所の近くを通った時にちょうど1年生が出発をするところでした。 
「よかった!間に合った!」 
そう思って家に着いて、ちょっと用事を済ませたところに由紀子が帰ってきました。 はやい!!(◎_◎;)  
 
由紀子の後ろに木村先生が立っていました。 
「今日は行きも帰りもみんなと同じ速さで歩いたんですよ!」 
すごい!! 
今まで遠足はいつもみんなからず〜〜〜〜と遅れてニコニコして歩いていた由紀子が・・・・。 
やっぱり体力も精神力も成長しているんですね! 
 
帰宅してすぐに「おやつは?」。(~Q~)。ハラ減った・・・ 
ヾ(ーー”)ォィォィ 君は遠足でおやつをいっぱい食べてきた所ではないか! 
 
仕方なく、食べ残しのおやつはないかとリュックサックを見てみると、
お菓子が入っていた袋には由紀子が買っていないお菓子がいっぱい入っていました。 
「これはどうしたの?みんなにもらったの?」 
(〃⌒ー⌒〃)うん 
もらったお菓子はほとんど由紀子が食べる事のできないものでしたが、
もらった事が嬉しかったのでしょう机に並べてニコニコしていました。 
みんなと一緒にお弁当を食べて、おやつも食べて、そしていっぱい遊んできたようです。 
ほんとうによかったね!! 
その日は早めの夕食にしました。 
春の嵐 2004.2.28
夕方から降り始めた雨がどんどんひどくなって夜になると嵐になりました。 
そのせいではないでしょうが、ゆきちゃんの様子が少し変です。 
さっきまでパソコンをしていたのに急にコタツに来てだるそうにしています。 
早めに薬を飲ませて布団に入れました。 
添い寝をしながら様子を見ていると、
ウトウトとはするのですが眠れないらしくすぐに目を開けます。 
でも、元気がないのは確か・・心配! 
そのうち、雷がゴロゴロ・ピカピカ! 
それでなくても眠れないゆきちゃんはなおさら眠れなくなってしまいました。 
そんなこんなでやっと眠ったのは1時過ぎ。 
明日は元気になっているかな?
 

風邪? 2004.2.29
夕べ眠れなかったので今日はゆっくり起きてくると思っていたら
7時半には起きてきてご飯を食べていました。 
ただ、ちょっと微熱があるみたいです。 
やっぱり風邪をひいたようです。 
今日は1日家の中でゆっくり過ごす事にしました。 
              
写真はお友達のHPで2月生まれに人にプレゼントと書いてあったのでもらってきちゃいました。 
ゆきちゃんは2月生まれですもの! 
 
追記 
お昼ごろから急に食欲がなくなって何も食べなくなってしまいました。 
大好きなみかんも、ヨーグルトもいらないと言います。 
ついに夕飯も食べないまま眠ってしまいました。 
 
由紀子は食べ物にあまり執着がないせいか、食欲がない時には好きなものでも食べません。 
いさぎよいと言うか・・・母もちょっとは見習わなければならないのかもしれませんが・・・。 
でも、ちょっと心配です。